今日は復学支援の話ではなくて、申し訳ありません。
 
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先日、主人の父が他界しました。
 
物静かで、穏やかな人。
息子は、そんな祖父の側にいるのが安心だったようで、とても懐いていました。
 
息子が不登校になったときも、いつもと変わらず接してくれて・・・。
 
心配はしていたと思います。
でも、学校のことをあれこれ言わず、どんな息子も可愛がってくれました。
その時期、プレッシャーを感じることなく会いに行くことができたのは、私にとっても有難いことでした。
 
 
今年に入り始まった、在宅介護。
祖父の弱っていく姿を見るのが辛いと言って、息子は会いたがらなくなってしまいました。
 
入院中は、コロナの影響で直接の面会は叶わず。
オンライン面会も、小学生以下は不可。
息子は結局、GW以降、会えないままとなってしまいました。
コロナさえなければと思うと・・・残念でなりません。
 
 
祖父が亡くなったことを伝えようと、ゲーム中の息子に声をかけた瞬間、
「じいじのこと?じいじなんでしょ?」と身構えた息子。
 
勘の鋭さに、主人も私も驚かされました。
 
 
明日がお通夜、明後日が葬儀・告別式です。
 
息子は、どちらも出たくないと。
特に、葬儀の日は火葬場にも行かなくてはならず、それは絶対に無理と。
 
でも、お別れを言えるのは1度きり。
なんとか、お通夜にだけ参列することになりました。
祖父のために、葬儀にも出られたらと思いましたが、無理に連れて行ったらパニックになりそうです・・・。
主人も私も、やむを得ないと判断しました。
 
 
ひと通りの説明を終えて、主人が席を外した直後、
息子は、堰を切ったように泣き出しました。
 
こんなにも早いお別れになるとは思っていなかったのでしょう。
ショックは大きいようでした。
 
1番最初に倒れたのはいつ頃?
どのくらい入院してた?
最後に自分が会ったのはいつ?
 
1つ1つ確認しながら、自分の中で気持ちを整理しているように見えました。
 
その日は、晩ご飯を食べることができず、
翌朝も、ぼんやりしたまま学校に行きました。
 
 
そして・・・やはりお通夜にも行けないと。
夜は怖いのだそうです。
 
代わりに今日、お別れをしに行くことになりました。
主人と息子の2人で。
 
「じいじにバイバイしてくる」
そう言って、出かけて行きました。
 
今日は、主人の実家から葬儀場に、祖父を移す日でした。
息子は、棺を運ぶのを手伝ったそうです。
 
赤ちゃんのとき、たくさん抱っこしてもらったじいじを、抱っこしてきたんだね。
じいじもきっと喜んでいただろうね。
 
大切にしてくれた祖父に、息子なりのお別れを済ませてきたようです。
 
 
しばらくは、祖父のいない現実に、戸惑うこともあるかもしれません。
悲しいときには、しっかり悲しませてあげたいと思います。
同じように、今、悲しみの中にいる主人も。
少しずつ元気を取り戻していけたら良いなと思っています。

 

 

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