前回書いた転職の話。

 

 

なんと、いまだに悩んでいるガーンガーンガーン

 

 

 

 

1年かけてモンテッソーリの資格を取り、その後最低2年同じ職場で働くか、

 

 

大学で留学生に必要な書類の手続きやアドバイスをする仕事に転職するか。

 

 

選んだ仕事が好きかどうかわからないけれど、

 

 

好きじゃなかったとしても新しい経験は無駄にならない。

 

 

経験をバネにして、次の職を探しても良い。

 

 

日本と違って、アメリカはとにかく転職をどんどんして

 

 

自分が最もハッピーになるところを見つける。

 

 

10年間、『終身雇用』という固定観念から抜け出しきれない日本国で同じ仕事をし続けた私。

 

 

ここにきてものすごい皺寄せ。

 

 

ディレクターに、「あ〜、もっと若いうちに色々転職してやりたい仕事全部経験しとけばよかった〜」と言いながら、本当に自分の人生を真剣に考えていなかったことを恨んだ。

 

 

 

 

 

 

でも、最終的な決断は下していないけれど、1つだけ確実に決めたことがある。

 

 

 

 

 

 

先週半ばのこと。

 

 

 

2週間悩んで、考えて、ネット調査でそれぞれのメリット、デメリットを割り出したり、

 

 

数名の友達や信頼できる同僚、ディレクターと話に話を重ねて、

 

 

それでもどうしても決まらなかった優柔不断な私がやっと1つの決断に行き着いた理由は、

 

 

内部事情を知る人との会話だった。

 

 

 

 

昨日突然、2件先の近所に住んでいるママ友が以前International Centerで仕事をしていたことを思い出し、

 

 

今日早速連絡をしてみると、何と私が興味を持っているInternational Student Adviserをしていた、とのこと。

 

 

何たる偶然!友達からの正直なインサイダー情報は何よりも大事!

 

 

具体的な仕事内容や、将来のキャリアの見通し、休みの融通の効きやすさ、職場環境や上司の人柄など、

 

 

20ぐらい聞きたいことをノートアプリに書き出して、気が済むまで情報を聞き出した。

 

 

 

 

そして、決まった。

 

 

今まで教師しかやったことがなかったから、

 

 

オフィス環境での仕事は一度やってみたかったし、

 

 

色々やってみないと本当に自分に合った仕事を見つけるのは不可能、

 

 

と思っていたけれど、仕事内容を聞いても全くワクワクしなかった。

 

 

そしてどれだけベネフィットが魅力的でも、近い将来キャリアアップが見込めても、

 

 

私が重視する休暇のフレキシビリティがなく、

 

 

ほぼ一日中パソコンに向き合ってロボットのようにノルマをこなしていく

 

 

という仕事内容に全く魅力を感じなかった。

 

 

数年アドバイザーをして、コーディネーターに昇格したとしても、

 

 

やはり環境は同じような感じだし、コーディネーターの仕事内容にも

 

 

残念ながら今の私にはあまり心に訴えるものがなかった。

 

 

やはり一番自分が輝けるのは、人と多く接する仕事だと再確認できた。

 

 

確実に今の仕事を辞めてまでやりたい仕事ではない。

 

 

 

 

先週の金曜日、ディレクターと2度目の話し合いをした。

 

 

まだオファーを承諾するか迷っていること、

 

 

そして、ちょっと迷ったけれど、

 

 

他の仕事にアプライすることも考えていることも伝えた。

 

 

この仕事を定年退職するまで続けるかわからないこと、

 

 

新しいことを試してみたい、他の分野で自分がどこまでできるか試してみたいこと、

 

 

教職以外の経験を積んで、将来転職したい時が来た時の自分の市場価値を高めておきたいこと、

 

 

3年縛りの制約は、今年40を迎える私にとっては果てしなく長く感じること。

 

 

以上、前回オファーを受けた時にも伝えたことをもう一度伝えた。

 

 

 

 

 

ディレクターは、

 

 

私が1つのところに留まる性格ではないことを理解してくれており、

 

 

自分も同じだからよく分かる、と言ってくれた。

 

 

やってもやらなくても3年は経過する。

 

 

モンテッソーリの資格も、その過程で積んだ経験も、

 

 

必ずマイナスにはならないし、絶対にプラスだと言われ、

 

 

ディレクター自身の転職経験や、

 

 

友達や家族、身近な人の体験談、人生などを話してくれた。

 

 

 

 

 

彼女は決して自分や学校のことだけを考えて私を説得しようとしているわけではなく、

 

 

心から私の将来やキャリアについて一緒に考えてくれている。

 

 

私が現職に残りたい理由は、彼女の人柄や、仕事ぶりに触れて、

 

 

彼女のようになりたい、まだ彼女のもとで働きたい、学びたい、という気持ちもある。

 

 

 

 

 

もっと言えば、2,000ドル寄付を匿名でオファーしてくれる人は、

 

 

もし私の勘が正しければだけれど、

 

 

もう神のような存在で、彼女・彼の人柄に触れたら

 

 

誰でも『自分もああなりたい』と思わずにはいられないぐらい、

 

 

それはそれは清く美しい、穏やかな大海のような心の持ち主なのだ。

 

 

 

 

 

直接的な指導は少なかったとしても、その彼女・彼の元で学ぶことができ、もっとお近づきになれるというだけでも、

 

 

あと3年同じ職に留まるメリットがある。

 

 

 

 

 

主人は中西部の生活に飽き飽きしており、

 

 

1:東京に引っ越す

 

 

2:ロスやニューヨーク、ボストンなど、大都市に引っ越す

 

 

3:主人の両親の住むハワイに引っ越す

 

 

 

という話を数年前からしており、

 

 

息子が5歳ぐらいの時がベストということで時が来るのを待っていたこともあり、

 

 

私が『やはりモンテッソーリの資格が取りたいから協力してほしい』と伝えると、

 

 

本当にあと3年今の職場に残る自信があるのか?

 

 

今の職場ではキャリアアップが望めないから、転職するなら今だ。

 

 

と数時間かけて、東京での求人を見せられたり、

 

 

ハワイで家を買うとしたら。。。とZillowで候補を見せられたり、

 

 

やらない方向で説得された。

 

 

 

 

私はほぼ決意を固めたのだが、何しろものすごく家族を巻き込むから、

 

 

主人は、他の選択肢もあるなら、他のを選んでほしい、といった様子。

 

 

 

 

 

東京に住むことにもハワイに住むことにも大都市に住むことにも

 

 

これっぽちの魅力も感じないし、主人にもそう伝えているけれど、

 

 

主人の夢を叶えてあげられないのは妻として自分を許しがたい。

 

 

 

 

その辺り、まだ考える余地があるけれど、

 

 

とりあえず、International Student Adviserのポジションは無し。

 

 

そしてモンテッソーリの道をもっと極めてみることを検討中。

 

 

もう少し寝かせて、考えて、ディレクターと話し合って、

 

 

来週までにははっきり答えを出したい。

 

 

むしろ帰国も近づいているし、締切も迫っているので一刻も早く決断しなければならない。