魔法にかかる | ABBEYROADCAFE8JO

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少し認知症になりかけた母生まれた八丈島にかえりたがってる主人
結婚しない娘
きれいな猫と
の人生

この歳になり決して魔法というものがあると断言はできないけれど、魔法にかかってしまう自分を発見するのです。



今日は、朝から浜離宮。
空はどんより、空気は、熱い。ビルはそんな空の気分など関係ないみたいに私に手招きしている。というか、私はここいら辺が格別好きなだけなのでしょうけれど。



せっかくだから、やはりこの道を歩いて清瀬に戻ろう❗新橋駅から、銀座へ。

先程の研修のひとつ、ひとつの事柄を真珠の珠粒にし、紐で綴じて首にかけ、銀座に並ぶ店をみて歩く。



そこで、ここへ、来る。
やはり、魔法にかかってくる(笑)もし、私が絵本をかくなら、やはり、ここが大事。
ここが出発点なのですよ。

昨日、次女の仕事熱にほだされて、私も負けられないわ。なんたって同じ会社に勤めているのだからね。

若い人の側で仕事が出来ることはなにより、アンチエイジングなことではないかしらねと感じでいます。
若い人(娘だけでなく、仕事仲間)に私はどんどん魔法をかけられる。私がかけるのではなく❗



いつもどんどん銀座は変化していく。
ほんとは、このままここでビールを飲んで帰りたいのではあるんだけど。まだまだ、仕事があるから、と、呪文を自分にかける。
    パサラ   パサラ   パサラ


もう、30年も前に私は父に連れられ、ここで洋服を買った。

自分の稼ぎで、ボーナスでるたびに。
田舎ものの私を父はさぞかし、どこから、どうしたものかと思っていたことだろう。
二階で試着しながら、1年1年洋服を増やしていた。
今おもえば、やはり、この店の鏡の魔法は、強力であったのかも。



ここまで歩いても疲れない。手前の鳩居堂はいつも人が多い❗入ると、ついつい欲しくなり、何かしら買ってしまう。またまた、魔法にかかる。

墨の、お香のかほりにほだされる。




海外のブランドのウィンドのなかで、すべての物が、
『昼間の陽射しが少し熱いんだよね、』っていいながら、
『私はどう?』と、スマートに微笑む。

そうねぇ~、いいんだけど、今の私には身に付けて行く場所が無いわ(笑)
だって、新座市の人や町や川が好きなんだから。ごめんなさいね。
とやっと、魔法をパンサ❗

それにしても、私には新橋、銀座の散歩ほど楽は無し❗

あっ、だからこそ、洋服が要りませんか?

いぇいぇ、まだまだ制服で、頭の先から爪先まで烏の出で立ちで歩く方が。
もちろん、想いは真紅の口紅に託して、魔法をかけるにはうってつけ?

しかるに、私は魔法にかかりやすいから、魔法をかける術研きに余念がありませぬ。