う~~ん、残念・・・
東京電力福島第1原発事故の際、収束作業を指揮した元所長の吉田昌郎さんが9日、食道がんのため東京都内の病院で死去しました。
58歳。
メルトダウン事故で建屋が爆発し、極限状態の中で復旧の指揮を執りました。
震災翌日の2011年3月12日、事故の拡大を食い止めるため、吉田さんは官邸にいた東電上層部の意向に反する行動をとりました。
午後7時過ぎ、1号機の原子炉を冷却する淡水がなくなり、現場では海水の注入を始めました。
直後、官邸に詰めていた武黒一郎フェロー(当時)から吉田さんに電話が入り、「今官邸で検討中だから、海水注入を待ってほしい」と伝えられ。
本店とテレビ会議で対応を相談。
本店側は中断もやむを得ないと判断したが、吉田さんは海水注入を止めれば事故が悪化すると考え、担当者を呼び、「これから海水注入の中断を指示するが、絶対に注水をやめるな」とマイクに拾われないように小声で指示し、海水注入を続けました。
2011年11月中旬、健康診断で食道がんが見つかり、12月1日付で所長職を退きました。
その後、体調が回復し復帰の意向を周囲にもらしていましたが、2012年7月に脳出血で倒れ、自宅療養を続けていました。
吉田さんの事故後からの被ばく線量は約70ミリシーベルト。
東電広報部は「担当医の診断の結果、死去と被ばくとの直接的な関係はない」としています。
ある種のヒーローだったのでしょう。
パニック状態の中、官邸にはひっかきまわされ、危機意識の薄い東京電力幹部に振り回され。
その中で現場の指揮者として正しいと考える処置を取ってきたように見えます。
吉田元所長の独断がなければ、もっとひどい状況になっていた可能性も否定できず。
被ばくと食道がんの関係は否定していますが、それだってわかったもんじゃない。
少なくとも、大きなストレスがその体に悪影響を与えたことは、間違いないのでは?
現場での経験を踏まえて、原発に関しても、多くの影響力を行使して欲しかった。
まったく残念な早すぎる死です。
ご冥福をお祈りいたします。
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