さて、どうなることやら・・・
経営難の銀行の救済を巡って混乱が続くキプロスへの支援について、ユーロ圏の17か国は、緊急の財務相会議を開き、支援の前提としてキプロス政府が検討している銀行預金の一部を徴収する案の修正案などを基に、新たな支援策の合意を目指すことにしています。
キプロスは、経営難に陥った銀行を救済するためEU=ヨーロッパ連合などから日本円で1兆円を超える支援を受ける前提として、銀行預金の一部から一定の割合を強制的に徴収し7000億円余りを確保することで合意しましたが、関連する法案が議会で否決され混乱が続いています。
現在、キプロス政府とEU、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)の代表団(通称トロイカ)との23日までの交渉では、10万ユーロ(約1230万円)超の預金に対し、最大手のキプロス銀行は20%、その他の銀行は4%課税する案を軸に調整しました。
しかし、議会の預金課税に対する反発は根強く、ユーロ圏財務相会合までに合意が成立するかは流動的な情勢。
預金の20%課税なんていったら、資金が逃げ出すのは当たり前。
ますます財政難に拍車がかかりそうな気がするが。
タックスヘイブンとして、世界のお金を集めてきたキプロス。
どうも、集まったお金をギリシャの国債に投資して、大きな損失を受けた様子。
ギリシャの財政危機も、なりをひそめてはいるが、この先どうなるかは不透明。
イタリアだって・・・
応急処置ばかりで、根本的な解決には、なかなかたどりつきそうにないユーロ危機。
どんどん二次災害的に危機を迎える国が増えてきそうな。
そうなると、日本だってどうなることやら。
財政緩和だ、公共投資だと、景気のいい話(?)ばかりが先行しているアベノミクス。
一歩間違えば、奈落の底まで落ちかねない。
うまく舵取りはできるのだろうか・・・
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