なんとも、さみしい・・・
天才的な話芸と型破りの言動でカリスマ的な人気を博した落語家で、元参院議員の立川談志さんが21日午後2時24分、喉頭がんのため都内の病院で死去しました。
75歳。
1997年に食道がんを発症し、手術で完治したが、2003年に再発。
2009年には糖尿病が悪化し、一時休養した後の昨年4月の復帰会見では「もうダメですな。これが引退になるかもしれません」と引退をにおわせていましたが、最後まで声帯手術は拒否し、落語家でいることにこだわり続けました。
2008年に喉頭がんが再発し、治療したものが昨年11月に再発。
医師から声帯の摘出手術を勧められましたが、本人は落語家の命である声を失うことを拒んだそうです。
体調が許す限り高座に上がり続けましたが、今年3月6日の一門会での高座「蜘蛛駕籠(くもかご)」を最後に活動を休止していました。
1966年5月から1969年11月まで日本テレビ系「笑点」の初代司会者。
1983年には真打ち制度をめぐって、柳家小さん会長率いる落語協会と対立し脱退。
立川流を設立し、自ら家元を名乗って後進を育てました。
そのべらんめい調の歯切れのいい語り口。
好き勝手な放言のように見えながら、なぜか好感が持てました。
おそらく十分に計算された放言だったように思われます。
今のような閉塞状態にある世の中には、談志さんのような方が必要だと思うのですが、なんとも残念。
ご冥福をお祈りいたします。
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