一種、ヲタクの域までいかないと、ここまでは到達しないのかも?
2011年のノーベル医学生理学賞は、生物が細菌などの異物から体を守る免疫システムで業績を上げた3氏に贈ると発表されました。
スウェーデンのカロリンスカ研究所が発表したのは、死亡していたラルフ・スタインマン・米ロックフェラー大学教授のほか、ブルース・ボイトラー・米スクリプス研究所教授、ジュール・ホフマン・元フランス国立科学アカデミー議長の2人。
授賞理由は、ボイトラー、ホフマン氏が「自然免疫の活性化に関する発見」、スタインマン氏が「樹状細胞と、獲得免疫におけるその役割の発見」。
免疫とは、ウイルスや細菌などが動物の体内に侵入したときに働く防御システムのこと。
ボイトラーとホフマンの両氏は、ウイルスなどが侵入したときに最初に働く「自然免疫」を活性化させるたんぱく質を発見。
ホフマン氏は1996年、ショウジョウバエを使った実験で、「トル」というたんぱく質が、病原体を探知するセンサーとして免疫に関わることを発見。
ボイトラー氏は1998年、哺乳類のマウスにある「トル様受容体」がトルと同様の働きをすることを見つけたそうです。
スタインマン氏は、異物をのみ込むように自らの内部に取り込む、枝のような突起を持った「樹状細胞」を1973年に発見。
樹状細胞が分解した物質を白血球などの免疫物質に「抗原」として提示し、白血球が効率的に攻撃できるようにするなど重要な役割を果たしていることを明らかにしたそうです。
なかなか読んだだけでは、理解が・・・
ノーベル医学生理学賞授賞者として発表されたカナダ人のラルフ・スタインマン米ロックフェラー大教授は、発表前に死去していたことがわかり。
「死者には授与しない」というノーベル賞の規則に照らして、どうなるかが注目されていましたが。
ノーベル財団は3日夕、スウェーデンのストックホルムで理事会を開き、同教授への授賞を取り消さない決定を下したそうです。
声明によると、スタインマン教授死去の報が賞の選考を行うカロリンスカ研究所にもたらされたのは、発表から3時間後の3日午後2時半ごろ。
ノーベル財団は「このようなことはノーベル賞の歴史で前例がない」としながらも、「(死者へは授与しないとの)規則は死者を故意に選んではならないというもので、今回の決定は教授が存命との前提に立ち、善意に基づいて行われた」と強調したそうです。
死亡していたといって、功績が否定されるものではなく、妥当な判断でしょう。
賞金は、遺族にいくのかな?(下世話な話ですが^^;)
一方で、新型万能細胞「iPS細胞」を作製した山中伸弥京都大教授の受賞が有力視されていましたが、今回は受賞になりませんでした。
でも、 「iPS細胞」は今後の医療を大きく変える可能性のある偉大な発見ですから。
受賞も、それほど遠いことではないでしょう。
日本時間の4日夕方には、ノーベル物理学賞が発表される予定で、有力候補として青色発光ダイオードを開発したアメリカ・カリフォルニア大学の中村修二教授の名前が挙がっているそうです。
こちらも楽しみ。
【関連ニュース】
授与取り消さず=スタインマン教授死去受け-ノーベル財団(時事ドットコム)
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受賞者は発表直前に死去 ノーベル医学生理学賞(テレ朝news)
ノーベル生理学・医学賞、「免疫」研究に(YOMIURI ONLINE)
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