あまり注目するようなニュースもなかったんだけど・・・
イタリアのベルルスコーニ首相は13日、原発再開の是非を問う国民投票で反原発派の票が9割以上を占めたことを受け「政府と議会は国民投票の判断を完全に受け入れる義務がある」との声明を発表し、国民の意思を尊重して原発再開を断念する意向をあらためて示しました。
内務省の13日夜までの中間集計(開票率約99%、在外投票分除く)によると、投票率は57%、反原発票は約95%に上ったそうです。
今回の国民投票は、原発再開のほか水道会社の民営化など4つの案件の是非を問う内容。
イタリアは旧ソ連のチェルノブイリ原発事故後の1987年に国民投票で原発廃止を決め、1990年までに全4基の原発を閉鎖。
ベルルスコーニ政権は2008年、一部電力を隣国フランスなどからの輸入に頼っている現状を憂慮し原発再開を表明。
しかし反対する野党側が署名を集めて国民投票に持ち込んでいました。
福島原発事故の影響で、反対票が上回ると考えた政権は、国民に棄権を呼びかけていたようです。
メディア王のベルルスコーニ首相の影響からか、民放と国営テレビも直前まで国民投票の話題を大きく伝えず。
すでに夏休みを取ったり週末は海に行く人が多いため、ローマのメッサジェーロ紙など一部メディアは「夏の国民投票は過半数に至らない」とみていたようですが。
思った以上に国民の関心は高かったようです。
福島原発事故が、かなり衝撃だったんでしょうね。
すでに欧州ではスイスとドイツ両政府が将来原発を廃止する方針を決めています。
そもそも原発は、そのリスクも含め、不完全な技術なんでしょう。
使用済燃料の処理だって、現段階では地中に埋めるくらいしか手がなく。
そのうち手詰まりになることは、目に見えている。
自然エネルギーへの転換が必要なことは、みんな理解していても、技術面、コスト面から、なかなか進められない。
ま、「今がよければ」的な考えが、ないとは言いませんが・・・
ただ、ここで原発をやめるというイタリアにしろドイツにしろ。
足りない電力は、フランスから購入。
フランスは、8割を原子力でまかなう原発大国。
あまり根本的解決になっているとも思えない・・・
いままで放置(?)してきた政治のつけが、福島原発事故で噴出してきた感じ。
それまで本気で取り組んでこなかったことが、これをきっかけに進展すれば、それはそれでいいことかもしれないけど。
とりあえず、日本政府は、今の状態をなんとかせんと・・・
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