とうとう、というところでしょうか?
政府・日本銀行は15日、東京外国為替市場で約6年半ぶりに「円売りドル買い」の為替介入に単独で踏み切り、その後に開いた欧米市場でも引き続き介入しました。
初日の介入は2兆円規模とみられ、円相場は1ドル=85円台まで円安が進みました。
日銀は円高阻止の効果を高めるため、介入で出回る円資金を吸収せずに放置する「非不胎化」を実施し、事実上の追加金融緩和に踏み込むことになります。
為替介入に消極的と見られた菅総理の再選が決まってから、一時82円台に突入していた円相場。
一時的効果とはいえ、なんとか円高を止めることはできたようです。
日本の当局が円高是正を目指して前回、外為市場で介入した際には、2003年1月から2004年3月にかけて円売り介入額は総額35兆円に達しています。
今回は、欧米が円高(自国通貨安)を容認する姿勢を見せていますから、日本の単独介入となり、どこまで円高阻止に効果が出るかは不明ですが。
弱腰な日本を見透かして円に投資していた投機筋を、一時足止めする効果は、あったでしょう。
しかし、前にも書いたかもしれないけど。
菅総理と白川日銀総裁が、電話会談したあとの、官房長官のコメント。
「為替介入の話は、ありませんでした」
これが、「日本は為替介入してこない」というメッセージを市場に与えたことは間違いない。
官房長官といえば、政府のスポークスマン。
そのコメントは、日本政府の姿勢を示すメッセージ。
そのことを理解し、市場がわかっていれば、あんなコメントは出さないはずなのだが。
その後の総理や財務大臣も「市場を注意深く見守っていく」というコメントしか出してない。
これじゃ、市場になめられてしまう。
口先介入の実際の効果は限られるものの、市場参加者に警戒感を持たせることはできたはず。
今回は、「そんな日本が介入してきた」という、一種のサプライズで、より効果があったのかもしれないが^^;
官房長官の続投が、早々に決まったようだが、こんな状況で大丈夫か?
【関連ニュース】
政府・日銀、外為市場で円売り介入(The Wall Street Journal)
欧米市場で介入継続 投入の円放置、事実上の追加緩和(asahi.com)
政府・日銀の介入 2兆円超に(NHKニュース)
為替介入 政権の本気度を示せ(CHUNICHI Web)
6年半ぶり為替介入 政府・単独で円高阻止(SANSPO.COM)
欧米市場でも断続的に介入 規模1兆円大きく超える(MSN産経ニュース)
【関連ブログ】
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為替介入 円安に振れる(王様の耳はロバの耳)
6年半ぶり為替介入(ぼけ~~~っと人生充電記!)
円高、15年ぶり82円台(追記)(りゅうちゃんミストラル)
政府・日銀が円売り介入 6年半ぶり、野田佳彦財務相(ネット社会、その光と影を追うー)
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