原油100ドルの世界経済への影響(Reuters記事の要点)
① 基本シナリオ(ゴールドマン予想)
ゴールドマン・サックスの想定では
-
2026年
-
1Q平均:76ドル
-
4Q平均:65ドル
-
つまり
一時的に上がっても落ち着くという見方です。
この場合
-
世界GDP成長率
→ −0.1%程度 -
インフレ
→ +0.2%
影響は「小さい」とされています。
② 上振れシナリオ(原油100ドル)
もし中東情勢で供給が止まり
原油100ドル
になった場合
-
世界GDP
→ −0.4% -
世界インフレ
→ +0.7%
という試算です。
経済学的に見ると
これは典型的な
コストプッシュインフレ
です。
メカニズム
原油価格 ↑
↓
輸送費 ↑
製造コスト ↑
↓
物価 ↑
↓
実質所得 ↓
消費 ↓
↓
成長率 ↓
つまり
景気悪化 + インフレ
いわゆる
スタグフレーション方向
になります。
面白いポイント(投資目線)
記事の重要な部分はここです。
原油高は
不利
-
消費国
-
個人消費
-
実質所得
有利
-
産油国
-
カナダ
-
中南米の一部
-
つまり
世界で勝者と敗者が分かれる。
投資の教科書的な資産影響
原油ショック時の典型
| 資産 | 影響 |
|---|---|
| 株式 | 下落 |
| 債券 | インフレで弱い |
| コモディティ | 上昇 |
| 金 | 上昇 |
| 産油国通貨 | 上昇 |
特に
-
エネルギー株
-
コモディティETF
は上がりやすい。
実はこの記事の背景
最近の
イラン情勢
です。
もし
-
ホルムズ海峡封鎖
-
イスラエル・イラン戦争
になると
原油は
100ドルでは済まない
可能性があります。
一部銀行は
120ドルシナリオ
も出しています。
投資家として重要な視点
今回の記事は実は
短期ショック
を言っています。
歴史的に
原油ショックは
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1973
-
1979
-
1990
-
2022
どれも
長期では元に戻る
ケースが多い。
いまWTIが$116デス。。。

