交易によって全員の経済状況を改善できる | breezywaveのブログ

breezywaveのブログ

風況の自由人

風が吹けば海へ。
風が止めば、本を読む。

投資を考え、経済を考え、
そしてまた風を待つ。

時間に縛られず、
市場にも振り回されず、
自然と経済のリズムの中で生きる。

経済学の原則 その5 交易によって全員の経済状況を改善できる

経済学の原則の5つ目は、


「交易はすべての人をより豊かにする」

 

という考え方である。

 

国際ニュースではよく、
アメリカと中国の貿易を

「どちらが勝つか」
「どちらが損をするか」

といった競争のように語ることがある。

 

しかし経済学の視点から見ると、
これは必ずしも正しくない。

 

実際には、


2国間の貿易は両国をより豊かにすることができる

 

つまり、
貿易はスポーツの試合のように


片方が勝ち、片方が負けるゲームではないのである。

 

世界経済の中では各国は競争している。
それでも、その競争は

 

すべての国にとってWin-Winの結果

 

をもたらすことがある。

 


家計でも同じことが起きている

この原則は、国だけでなく


私たちの家計にも当てはまる。

 

ある意味では、
経済の中の家計は他のすべての家計と
競争関係にあるとも言える。

 

しかしだからといって、
他の人々から孤立した方が
経済的に良くなるわけではない。

もし孤立してしまえば、

  • 食料を自分で作る

  • 服を自分で縫う

  • 家を自分で建てる

といったことを
すべて自分たちでやらなければならない。

これは非常に非効率だ。

 


交易がもたらす「専門化」

他の人々と交易することで、
私たちは多くの利便を得ている。

交易があるからこそ、

  • 農業をする人

  • 服を作る人

  • 家を建てる人

それぞれが


自分の得意な分野に特化することができる。

 

この専門化によって、

人々は

  • より多くの種類の財やサービスを

  • より低いコストで

手に入れることができる。

 


国同士の関係も同じ

家計と同じように、
国も貿易を行うことで恩恵を受ける。

貿易によって

  • 自国の得意な分野に特化できる

  • 世界中の財やサービスを利用できる

ようになる。

 

中国は世界経済の中で
アメリカの競争相手でもある。

 

しかし同時に、
重要な経済パートナーでもある。

 

経済学の視点から見ると、
この二つの関係は
矛盾するものではないのである。

 

(つづく)