声楽を脱する☆声楽の発声は、共鳴の感覚のところで優れていますが、遠くに伝えるためというパターンにはまってしまいます。若い人が聞きたがらないのは、そこに声に頼りすぎる鈍さ、古さがついてしまうからです。 その身体感覚は、声楽という分野の悪い影響です。音域を広くとり、音色を統一、レガートでつなげることにこだわって学んだのち、それを最小限で抑える、これが、ヒントになります。