声色と言い回し問題なのは、男らしいほうの声の使い方です。噺家でも名人は、声色や言い回しで、女性らしいところの表現術を持っています。 男性らしいというと、悪役みたいな台詞回しですが、声だけで使うときに、そういうふうにはならないほうがよいのです。 「外郎売」で、彼らが吹きこんだような感覚の口上の声を練習するといいでしょう。