出たものが作品私は美空ひばりが、どのように歌ってきたのかを、どのように聞いてきたかなどと関連づけながら、大枠を把握してみましたが、その脳の中で、聴覚の中で、意識の中で、発声器官の調整において、どのようなことが行われたのかは、理解のしようがありません。 結局、本人が出してきたものが、こちらの期待やあるいは期待以上のものに仕上がっているということを持って、一流と認めるしかないわけです。