プロをめざすために☆昔、落語家になるには、噺の筋と演じ方を師匠に学びにいきました。台本も録音もなかったからです。また、高座には誰かの弟子しか上がれなかったからです。 今や映像で、筋も演じ方も、どんなにステージに通うよりも、何回もみて覚えられます。 ですから、「師は、教えないでよい、その生き方をみせ、理不尽であることをわからせる」、というのは、談志師匠でした。 もっとも大切なのは、精神的なことと、創造をしていく術、プロをめざすなら、そのための考え方(判断の仕方)、感覚と環境、習慣づくりです。