耳で学ぶ耳で学ぶということを唱えて長くなります。歌やセリフでも、「その息を聞け」というようなことを言ってきました。耳で聞こえることを頼りに全身の感覚で受け止め、その全身の感覚の動きを、身をもって入れていくというようなトレーニングに移っていくわけです。 音を聞く、耳を鍛えるというようなことは、アーティストにとって最大のテーマであり、問題であり、トレーニングであると思うのです。