触感と日本語 | 発声・せりふ・歌唱のためのヴォイストレーニングの知恵[NEW]

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日本語は、触ることについてのことば数の多い言語です。触覚からの擬態語が多いのです。職人が舌や耳を使って、品質を判断しているというのは、よく聞く話です。

一方で、世界一の味覚を持つ割には、日本語には、味覚についてのオノマトペはあまり見当たりません。それは口をあまり動かさないとか、おしゃべりをしないとかいうような慣習から抑制されてきたことかもしれません。