吃音の歴史 | 発声・せりふ・歌唱のためのヴォイストレーニングの知恵[NEW]

発声・せりふ・歌唱のためのヴォイストレーニングの知恵[NEW]

声、発声、セリフ、ことば、歌唱、表現、舞台、身体、聞くこと、芸能、日本文化、伝統、発音、業界、ヴォイトレに関心のある人に

1903年、アメリカのセントルイスの世界博覧会で、吃音矯正法を発表したのは、なんと、あの伊澤修二です。彼は、声帯音のハヘホを使っての練習を考案しました。「ハーハーハー」と言っているうちに声帯を緩めるのです。

つまり、今でいう過緊張発声障害対策です。腹式呼吸の練習も行います。量器計もつくったほどでした。

母音発声法として、か=ka「kあー」など。

その後、吃音への対策の改良は、お経読み、大声カミングアウトなど、いろんな手段がとられました。そして、1950~70年代くらいをピークに納まっていったのです。