差別あることを差別しないということは、そのことを表に出さないことです。学歴や性や出自、宗教、肌の色、国籍は、しばしば、公式の場では、タブーな話題とされます。 しかし、その問題を論じるときに、たとえば、性のことなら、男性としてとか、女性としてとかの意見のように、性が問われてしまうのです。男性9人に女性1人では、フェアに論じられないと思われるからです。 しかし、本当は、そこを問わずに話すのなら、同じ人数比にする必要はないはずです。