例えてみるとこれは、10分ほど立っているのさえ疲れる人に、歩くトレーニングをしているようなものです。リハビリならOKですが、それでオリンピックに、いや、レースに出られる条件が獲得できると思いますか。 ヴォイトレに興味をもつ人には、そういうレベルの人が多く、トレーナーもその能力に関わらず、そういう現実に対し、マニュアル的な対処を強いられているのが、現状です。歩けない人に「走れ」とは誰も言えません。