私は、最初から、人のため、人に役立ちたくてヴォイトレを始めたわけではありません。自分のなかで解決していきたくて始め、一人で解決できなかったから多くの人のところを訪ねました。それでも、まだよくわからないから共に学べるところをつくり、その延長がずっと続いているわけです。ですから、研究所は巷の先生、トレーナー、スクールとは、スタンスが違います。
ここは、声と自分の研究をするところです。トレーナーもこれまでの関係者やアーカイブなど材料も、すべてご自分のために用意されています。かつては、ライブやイベント、合宿なども、何でもやってきましたが、ようやく15年くらい前に、本質的なところに絞れるようになりました。