言葉を超えてメッセージとして伝わる分が、
6割もあります。それらを総合して、話術となるのです。
姿勢、表情、眼差し、身振り、しぐさ、声、間で、その人の信念、志、使命感、人柄などが伝わるのです。
スピーチは演じるものです。自分から1つの人格が出てくるように、なり切るのです。その人格の使い分けが必要なときもありましょう。
「何を語るか」の前に、スタンス、「どういう立場で語るか」が重要です。
そのためには、聴き手の声、無言の声を聞くことです。何を語るかではなく、聴き手に耳を傾けるのです。聴き手の関心や興味に応え、共感を得られるようにしましょう。そこでは、細やかな感受性が必要となります。
そして、場に呑まれないこと、場を呑むこと、胆力が必要です。