話術と胆力 | 発声・せりふ・歌唱のためのヴォイストレーニングの知恵[NEW]

発声・せりふ・歌唱のためのヴォイストレーニングの知恵[NEW]

声、発声、セリフ、ことば、歌唱、表現、舞台、身体、聞くこと、芸能、日本文化、伝統、発音、業界、ヴォイトレに関心のある人に

言葉を超えてメッセージとして伝わる分が、

6割もあります。それらを総合して、話術となるのです。

姿勢、表情、眼差し、身振り、しぐさ、声、間で、その人の信念、志、使命感、人柄などが伝わるのです。

スピーチは演じるものです。自分から1つの人格が出てくるように、なり切るのです。その人格の使い分けが必要なときもありましょう。

 「何を語るか」の前に、スタンス、「どういう立場で語るか」が重要です。

 そのためには、聴き手の声、無言の声を聞くことです。何を語るかではなく、聴き手に耳を傾けるのです。聴き手の関心や興味に応え、共感を得られるようにしましょう。そこでは、細やかな感受性が必要となります。

そして、場に呑まれないこと、場を呑むこと、胆力が必要です。