カタログハウスの通販生活の
2011年秋冬号に
一覧表が載りました。
放射性セシウムの規制値です。
日本は変わらず※暫定規制値で
ウクライナはチェルノブイリ後12年過ぎて
実施されている規制値です。
住民の内部被ばくの拡大を反映して
何回も改定を繰り返していった結果が
現在の規制値だとあります。
(ウクライナやベラルーシには
ストロンチウムの規制値もあるんですね)
そして日本の暫定規制値は
今回の原発事故が起こる前につくられた
ものです。
比較しやすいように一部単位を揃えて
書きこみました。
単位:1Kg当たりのベクレル
日本 | ウクライナ | |
野菜 | 500 | 40 |
果物 | / | 70 |
パン・パン製品 | 500 | 20 |
米 | 500 | / |
卵 | 500 | 96 |
肉 | 500 | 200 |
魚 | 500 | 150 |
飲料水 | 200 | 2 |
牛乳・乳製品 | 200 | 100 |
幼児食品 | / | 40 |
通販生活には
いくつかの注釈が載せられていて
1:日本の果物は野菜に含まれているけれども
ウクライナは別々に決められている。
2:ウクライナの主食はパンで、摂取量が多い為
厳しい規制値が設けられている。
3:日本は卵1キロあたりの規制値に対し、
ウクライナは1個あたりの規制値。
卵Mサイズで約60グラムなので
1キロ換算して比較すると
日本は500:ウクライナは約96
で、フードウォッチレポートなるものを
キノコさんのブログで拝見し、
これは、是非、広めたいと思い
書いております。
トーマス・デルゼー
セバスチャン・プフルークバイル
(ドイツ放射線防護協会)編
IPPNW(核戦争防止国際医師会議)ドイツ支部との
共同作成
2011年9月発表のものです。
PDFファイル↓
http://www.crms-jpn.com/doc/calculated-fatalities_jp.pdf
30ページの一部を引用します。
6. 7
電離放射線による健康障害という
複雑なテーマに関して
市民に情報を提供して市民を助け、
理性的な行動を取ることが
科学者に求められている。
チェルノブイリ後に科学界で
高い地位を占める学者たちが
市民に対して情報を隠蔽したようなことが
(「放射線恐怖症」や「100ミリシーベルト以下の
放射線量であれば危険がない」などの
間違った決まり文句)日本でも
繰り返されるとすれば、それは悲劇だ。
引用終わり
放射能は身体に良いって言ってる
科学者(?)も居ますね。
温泉に含まれる自然の放射能と
人工的に作られた放射能の違いも
全くスルーして健康に良いと
テレビで言い切っている医者も
みました。
そんな残念な人もいれば
東大の中にもこんな先生が居たのですね。
幻冬舎新書
児玉龍彦著
『内部被爆の真実』
もっと増刷して欲しいです。
楽天で注文しようとしたら
「出版社に問い合わせ」とあったので
やめました。
このパターンの場合、
すごく待たされた挙句、届かないことも
何度もありましたので。
YouTubeでも児玉先生の話を
いくつか見つけることが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=9RaXU5Ijka8
私は、この動画から、分かったことが
いくつもあります。
『低線量の被爆は前例がないから
分からない』って言われている事に
関しても違うんだってことが
分かりました。
また、『浴びる線量の量が問題だ。
多ければ問題があるし、
少なければそれほど気にしなくて良い』と
言う意見を聞いたことがあるのですが
それについても、分かりやすく説明されて
います。
キノコさんのブログは
こちらです。
http://ameblo.jp/olibanumoon-1/entry-11051812258.html