〜アピアランスケアとしての医療アートメイク・ブレストアートメイクについて〜
このたび、医療法人社団 秀峰会 川村病院(静岡県 富士市) にて、
アピアランスケアとしての医療アートメイクおよびプレストアートメイク"の導入が決定し、全職員を対象とした勉強会を実施させていただきました。
院長先生からは、
「患者様からのご質問に丁寧にお答えできるように」
とのお言葉をいただき、教育体制の充実に対する強い姿勢が印象に残りました。
参加が難しい職員の方にも映像視聴とプレテストの機会が用意されるなど、
知識と意識の共有に向けた取り組みが、
院内全体で行われていることに感銘を受けました。
勉強会では、アピアランスケアの基本的な考え方をお伝えしたうえで、
美容目的のアートメイクとの違いや、
医療現場での意義について
具体的な症例や経験を交えながら
お話しさせて頂きました。
特にブレストアートメイクについては、
単に「失われたものを取り戻す」だけではなく、
「ご自身の身体を慈しみ、自分らしくありたいと願う気持ち」
のケアであることをお話ししました。
こうした施術は、外見の変化に戸惑う患者様が自分らしさを取り戻すための、
心に寄り添う手段のひとつです。
私はこの病院で、その想いを大切にしながら、
患者様一人ひとりに寄り添う姿勢で関わっていきたいと考えています。
研修の最後には、職員の皆様から温かなご意見をいただき、
今回の取り組みがしっかりとみなさまに届いていることを感じる事ができました。
そして開催に向けてご尽力いただいた関係者の皆様にも、心より感謝申し上げます。
静岡県内においても、
アートメイクやブレストアートメイクを含むアピアランスケアを
安心して受けられる体制が整いつつあることを、
大変嬉しく、心強く感じております。
「元々あったものを失う」という喪失感は、
他人には計り知れないものです。
だからこそ、
その痛みに寄り添える選択肢があることが、
患者様にとっての救いになると信じています。
私は、今自分にできることを、
一つひとつ、
丁寧に積み重ねてまいります。