部屋を駆け抜けていく風の気持ちのいい朝。
台風が残した爪痕は相当酷いですけれど、ヒロさんが一生懸命みんなに向って声をかけてくれる朝。
そう、声をかけてくれる、のです。
ラジオから単に流れてくる声じゃないんだよなあ、ヒロさんの声は。
聴いてる人、一人一人が思わず返事をしてしまう、話しかけてしまう、声。
その声の心はなんて素敵なんだろう、と思った朝。
大変な被害に遭った人にも、ただただ心細かった人にも、みんなみんなの心を大事に想ってるから、声をかけて貰っていると思うんだろうなあ、…とふと、感じた朝。
きっと、本当の意味で、声をかける、ってこういうことなんだろう、って思った朝。