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We're all beneath the sun

「前を向きつづける自由」
それだけはきっと、誰にでもある。

信じるままに進んでいけばいいって、
そう思うんだ。

 次に歌いたい曲が決まった。




先週、残念ながら無期限活動休止を発表した
ALL OFFの「リフレインボーイ」



僕にとってで言えば

7年間、応援し続けたバンドの、
活動休止前の最後のシングル。










7年前、初めてこの曲を聴いて
このバンドを知った頃、
僕は絶望の中に居た。



バンドを辞めて地元に戻り、会社員として働き始めたものの
パワハラが原因でうつ寸前までなったのをきっかけに離職、
自分の腕で稼ぐと決めて修行して自営業になったものの
そんなに最初から仕事があるわけでもなくて
毎月金銭的なやりくりはギリギリのライン。


いつ仕事があるかもわからないから
誰にも逢わず、何処にも出かけず
家で唯一話す嫁とは毎日険悪な状態。。。


もう何処にも、自分の居場所なんて無くて
自分が誰にも必要とされてない、理解されないと思ってて
それでも生きていくしかないからギリギリ前を向いて
踏みとどまっている、そんな状況。。


そんなだったから、この曲で歌われていることが
まるで自分に向けられているような気がしてしまって
毎日この曲を聴くことが日課のようになっていた。


そうしているうち、彼らがツアーで新潟に来るのを知り
何年かぶりにライブハウスに足を踏み入れた。

そう、ホントに何年ぶりかわからないくらい、
僕はライブハウスというものから背を向けていたんだ。


初めて見た彼らのライブは、本当にカッコ良くて
自分をその時の塞ぎこんだ状況から引きずり出してくれるには
十分すぎるほどだった。




それから、年に数度ぐらいの頻度ではあるけど
彼らが新潟にツアーで来る度には
ライブハウスに観に行くようになって
そこからの繋がりで知ったバンドなんかも
色々観に行くようになって。

そうして、ただ観てるだけでは抑えられずに
歌ったものを投稿するようになる。

そうなっていく事で、少しずつだけど
何処にも吐き出しようの無い感情が
少しずつだけど、軽くなっていくように感じた。






そして5年という時間があっという間に流れて
彼らが結成10周年、メジャーデビューを控えて
それまでを振り返るような曲をリリースした頃、
僕の生活もそれまでとはだいぶ違う状況になっていた。

その時の事は↑の曲をカバーした時に
ブログを書いてあるので割愛するけれど。


7年前はどこにも救いの見えないような
失望の中に居た自分が、
今はもう、正反対とも言えるような
ごく平凡な、普通の幸せと呼べるものを手にしていて。


でも、そこに至るまでには
彼らの音楽を聴いて、自分も負けるわけにはいかないって
そう思って必死で過ごしていた時間が間違いなく
そこにはあって。


彼らの活動休止のニュースを耳にしてから
ずっと、そんなことを考えていた。


彼らの曲があったから
僕は誰の声も届かないような
深くて暗い塞ぎこんだところから
今の自分に成る事が出来たんだ、って
そういう感謝を込めて。

下手くそな歌だけど、
同じようなバンドマンでもなんでもなく
彼らにとっては全国に何千何万と居る
ファンの一人の自己満足でしかないけれど。

歌わせていただきたいなと、思ってます。



あ、その前に1~3月に歌ってそのままになっている
音源の編集、公開も挟まるかもしれないけどね。

そっちも何とかしなければあせる


では、またねパー