外来での化学療法の様子② | 頭ん中へようこそ

外来での化学療法の様子②

化学療法室の設備について説明します。



これも病院により異なるので参考までに。



私が通院している総合病院では化学療法室は特別な場所に設けられているわけではなく、

他の科と並ぶ形で部屋があります。

外来の中の1つなので、同じフロアにあるということ。

他の病院を知らないので別に設けられている病院もあるのかは知らないけど。



婦人科の診察が終わったらそのまま化学療法室に行き受付をして、自分が点滴を受ける席に案内されます。

 


室内のレイアウト。
手前の部屋にはリクライニングチェア4台、ベッド1台、奥の部屋はリクライニングチェア4台設置。
基本的にベッドは高齢者の方やリクライニングチェアでは難しい方が利用するので私はいつもリクライニングチェアです。


4回中3回、奥の部屋の一番奥の席でやってます。
おそらく時間が長いため、作業効率とかを考慮してそうなっているのかとおもいます。




※画像は拾い画で参考画像とします


奥の部屋はこんな感じで横並びにリクライニングチェアが配置されています。


この画像だとテレビがあるけど、実際にはありません。ライトもありません。


実際のリクライニングチェアは 2枚目の画像が近い。
・床頭台はなし
・荷物置きとしてバスケット付き二段ワゴン有り
・リクライニングチェアには可動式の小さいテーブルがついている
・横と正面の三方を囲えるカーテンあり
・タオルケット、タオル、ティッシュ、靴べらあり
・肘掛けも上げ下げできる可動式


リクライニングチェア、および周辺の設備はこんなもんです。


私は体が大きいのでリクライニングチェアは少し窮屈だけど、結局爆睡するので気になりません。
フルフラットにして寝てます。


その他の設備についてですが、まずトイレは室内にはないので、部屋から出て、専用のトイレを利用します。
化学療法室から歩いて30秒くらいの距離にあるんだが、これが地味にしんどいというか、嫌なんですよね。


これは実際に私が通院している病院のフロアマップなんですが、
御覧の通り、トイレに行くには部屋を出て、他の外来患者さんが多くいる待合場所を通過しないといけないんです。


点滴中なので点滴台を押して、頭ハゲてるからケア帽子を被っているんですがその姿で多くの人がいる中歩かないといけないのって、結構精神的に辛いんですよね。


気にしない人は気にしないでしょうし、いちいち他の患者をじろじろ見る人も少ないでしょうけど、私は毎回トイレに行くたびに、 ちょっと嫌だなーと思ってる。


母も別の病院で、昔外来にて化学療法を受けていたのですが、その病院は 化学療法室の室内にトイレがあったそうです。
そういうのを聞いていたから余計、なんで外なんだ、そして遠いんだと思ってしまう。


だいたい3、4回くらいトイレに行くし、リクライニングチェアで寝ているときは靴は脱いでいるので、スリッパ持参してスリッパでウロウロしてる。
毎回靴履くのは面倒なのでね。


化学療法室内には鏡付きの洗面台があって、それは助かるんですよね。
点滴中はケア帽子を被っているのですが、病院の行き帰りなど外を歩くときは普通のツバ付きの帽子を被っています。
なので帰るときに帽子を被りなおすので、室内に鏡があると、気にせず支度ができるから。
なかったら手鏡持参するか、トイレで被りなおすかになるので面倒なのでね。





以上が設備等の説明。
うちはがん専門病院ではないし、古い病院なのでこんな設備だけど、新しい病院やがん専門病院だともっと充実しているんだと思います。


ただ標準治療ということではやることは同じなので、これでも充分かな。
トイレが室内にあると助かるんですけどねー。




ここで過ごすのも残り1回。
二度と抗がん剤治療はやりたくないしここにもお世話になりたくないですね!