派遣日記 1ヶ月 | 頭ん中へようこそ

派遣日記 1ヶ月

仕事のことしか書いてないのが悔しい。



いかに仕事に時間を奪われているかだな。



さてー、地獄の職場に入社してから1ヶ月が経ちます。



早いのか遅いのか正直わかりません。



入社したときはとりあえず3ヶ月は続けるつもりだった。当面の生活費のために。



しかし、座学やロープレなどの研修期間中に心が半分くらい折れた。



こんなにたいへんなことをこんな短期間に詰め込んで、そして大きな責任を背負って安い賃金でやらないといけないなんてばかばかしい!!という気持ちにすぐ!もうすーぐなった。



しかし経済的な理由から辞めるに辞められず、それに、短期間に続けてまた就活するのも面倒になり、やりたくないけどとりあえずやれるだけやってみようと思った。



でも、実際の業務について日々実務をするうちに、

無理だ!!

私には無理だ!!

手に負えない!!


という気持ちが強くなった。



加えて、各作業時間を常にチェックされていることで、少しでも目標時間を過ぎたら管理者が飛んできて話しかけてくるということが一日中あり、それがとんでもないプレッシャーとなり、どんどん出社拒否の気持ちになっていった。



業務内容の幅広さ、

多くの知識を必要とすること、

手続きを入れる事への責任、

情報管理の責任、

慣れない複雑なシステムの操作、

上の人に毎度毎度質問することへの気まずさ、

業務効率のために監視されること、

もう全部、ぜーんぶがプレッシャーとなり、日々吐きそうになりながら出勤することになってしまい、こんなのとても3ヶ月も続けられないとの結論にいたった。



なので、最初の契約更新のタイミングで退社することにした。



本当に、無理ですから。




新しいスキルの研修を受けて、同時期に同じ研修を受けた他のオペレーターはどんどんその問い合わせを受けているけど、私はとても出来そうにないし、傍目からみたらそのスキルがあるとはわからないし(ネームプレートにシールが貼られる)、巡回している上の人もシールでしか判断してないので私が研修受けたことも知らないみたいなので、このままあと13日、逃げ切ります!笑



ぜーったい無理。

未だにちんぷんかんぷんだもん。



やっぱり若いと覚えも早いよね。私は全然です。








一番のプレッシャーってなんだろうと考えてみたけど、時間に追われることと、原則自己完結

であること。



時間に追われるというのは、各作業時間の目標タイムが設定されているので、それを越えると声をかけられるし、毎日その日の個人個人の実績を全員が見られるチャットで発表される、それがプレッシャー。



ノルマではないけど、毎日毎日発表されたら自分の実績が他人に知られてしまうし、発表することそのものが煽ってるよね。



コールセンターは基本的には一本でも多く電話をとらないといけないのは理解しているし当然。



だけど、監視されたり、実績を発表されたりすると、どんどん追い詰められてる気持ちになって無理だったわ。





自己完結については、私は一次受けのオペレーターという立場。



客からの問い合わせを最初にうけるという立場。



二次というのもあるけど、それはもっと上の立場の人のことで、一次では対応できないクレーム、手続き、詳細な説明などを対応する。



対応するんだけど、正直頻繁に発生することではないというか、内容次第では絶対に一次では無理なこともあるのでそれは別として、客との話の流れで二次にならないように一次受けのオペレーターが完結させないといけない場合もある。



単に私の知識不足で(研修期間短いから仕方ないんだけどね!)説明が長引いて通話時間が長くなってしまって上の判断で代わるとか、

話が難しくて説明できない、手続きできないから上に代わるとか、そういうのはない。



なんなら、クレームも客が上に代われと言わない限りは原則一次がずっと対応しないといけない。



通話が長引いたらそれも監視されているから上の判断で代わってくれることもあるけど、

一次受けのオペレーターが無理!限界!となっても代わってほしいとか言えない。



私も何回も何回もややこしい案件をよくわかってない状態で聞いたり説明したこともあって、大丈夫かこれ?と思いながらずっと対応したことあった。



研修期間だったけど別のオペレーターは1時間以上クレーマーに捕まってネチネチ言われたけど代わって貰えなかったそう。



基本的に代わることはない。



それが本当に辛い。



私には到底対応無理な案件でも、何回も何回も質問して答えて貰ってそれを客に伝えて、

また客から他に質問されてわからなければ上に質問してそれを客に答えて、

こんなことを何回も繰り返しても代わることはない。



面倒なのが、長引いている案件で毎回同じ上の人に質問できるわけじゃなくて、呼んだときに来てくれた人に質問するから、

来てくれた人が違えばその度に一から説明しないといけない、それがほんまに無駄!面倒臭い!!



上の人は超優秀なので、中途半端な説明でもたいてい理解はしてくれる。



でもそれに甘えて説明をはしょって的確な回答が貰えないのは余計話を長引かせるだけなので、結局一からの説明せざるを得ない。



(こんなの無理だよー)

(手続き複雑過ぎてこわいよー)

と内心泣きそうになりながらやってます。



他のコールセンターのことがわからないのでこれが一般的な運用なのかどうかはわからない。



はるか昔に勤務していたコールセンターは、とにかく一次受けのオペレーターは電話をとることが最優先。



自分の知識や能力で答えられる、手続き出来ることは当然やるし、上に質問して対応することもある。

  


でも、即答できないことや時間がかかるときは上に代わってもらうか、全部折り返しで上に引き継ぐ、丸投げである。



原則一次受けが 自己完結するというルールはなくて、むしろ電話を鳴り止ませてほしいから、即答できないこと以外は上に引き継げ!というのが方針だった。



なので自己完結しないといけないことが本当に私には無理で、それがプレッシャーやストレスになってるし、なんでこんな大変な案件でも意地でも一次で完結させないといけないんだよ低賃金なのに!という憤りも感じる。



責任が重すぎるんだよね。

低賃金だし研修期間も短いのに。



そのプレッシャーとストレスにもう耐えられないんです。



知識を身に付ける時間があるなら別だけど、情報管理の問題で資料を持ち帰る事はおろか、コールセンター内から休憩室に持ち出すことさえできない。



自習する時間もないですし、日々の復習も出来ない。



 業務中に覚えるか、対応したことをどんどん覚えていくしかないんだよね。



そんなので覚えられるか!

というのが私の本音。



上の人達、とんでもない知識量なんだけどどうやって覚えたんだろ。



どんどんホームページとか検索資料を開いていって、「ここにあるんだよね」って教えてくれて、いや!そんなん新人が見つけられるわけないじゃん!!ってくらいにどこで閲覧できるか把握してる。



まじでこの人たちがオペレーターやった方が話が早く終わるなって思うわ。笑



まーでも私にはそんなやる気はないし、面倒臭いし、責任重いし、なので辞めます。







4月からのシフト表を貰ったので同期入社がどうなったのか確認した。



もともと40人いたけど、2つのグループに分けられて同じグループは20人くらいだったはず。



そこから研修期間があけるまでにちびちびと辞めていって、実際の部署(問い合わせ内容で別れる)に配属されたときにはもっと減ってたと思う。



で、新しいシフト表をみたら9人だった!



9人??!!



しかも、同期入社なのに全く顔がわからない人もいる!



辞める前に顔だけ確認しておこう。



結局、離職率55%か、とんでもねぇな。



しかも、とっくに辞めた人の名前が未だにシフト表に載ってる。



把握してないのかね、だってその人に合わせて出勤人数あわせてるわけでしょ?



いないのにシフト組んでいるということは、その人が出勤の日は常に1人足りてないってことだろうね。



あと、私は4/15で辞めるのに、4/16以降もシフト組まれてて、やっぱり把握してないんだね。



まぁ大所帯だとそうなるのかもね。







この現場の仕事をこれから先もずっと続けようとしているのはすごいよ。



優秀な若い男性が2人いるんだけど、こういう人は働きやすい現場だとは思う。



コールセンター自体に抵抗ないんだろうし、どんどん知識を身に付けて対応しているから、上に質問する機会が減れば自由度もあがるだろうしね。






退職してから社会復帰の一発目が今の派遣先というのはなかなかしんどかった。



だけど反面、ハードだったから一気になまった頭と体と心が覚醒させられたようにも感じて、よかったとは言わないけど、まぁ、荒療治だけど社会復帰への抵抗がかなりなくなったので、許してやろう笑