両作、共・・・ 戦時中・戦争の 悲劇を
描いた 作品だと思われているのが現状だと思います。
「が」！
先ず、 火垂るの墓 を、
現実的（客観的）に、観てみましょう～。
父は、将校+上流階級産まれ。
親戚の家に引き取られるも・・・「兄弟揃ってその家庭の手伝いもせず」
出される、食事には「聞こえる様に文句を言い」・・・
総てが、父の
権力・だより・・・
そして・・・ 自分 から年端も間もない妹を連れ
飛び出してしまいます。
命の危機が迫っても、
この親戚に頭を下げるてでも、で戻る事はしませんでした。
「時は戦時中」
「誰もが自身の命の保証さえ無く」
「死者が出れば・出ても・明日は我が身の状況」・・・
最後の肉親の「妹さえ命の危機」。
・・・
「しかし、この状況下でさえ」
「誰にも、頼らず・頭さえ下げず」・・・
「この、下らないプライドのせいで」
事実上・節子は死んでしまいます。
注）これは、あくまでも私個人の私見・思考・です。
「最後まで自分のエゴを通し」
「妹を死に追いやったのは」・・・
「この、愚兄ですよね～」。
一般に 火垂るの墓 と、いう作品は 不思議と美化されていますが・・・
「私には、兄のエゴが妹さえ失ったという作品にしか思えません」。
対する[はだしのゲン]。
と、いう作品・を読むと理解出来ると思います。
この作品 はだしのゲン の、
原作を、当時 小学生だった 私が読んだ時は・・・ 衝撃的
でした・・・
図書館で読んだのですが・・・
正直、 「これは」・・・
[トラウマ]レベル
の、衝撃作でした。
時は「戦時中」。
何が何でも 生き抜こう
と、する。 ゲン
方や、親の資産・肩書・プライド・で 他人に頭を下げる事すらせず
妹を、餓死させる・させた・ 清太
確かに、確かに、「両作品共戦争の悲惨さ・悲しさ・哀しさ」を
描いた、作品であるのは間違い有りませんが・・・
私には・・・
注）あくまでも個人的な見解・私見です。
火垂るの墓
が、美談・名画・と、して語られるのには・・・
「強烈な違和感を感じます」。
「節子はな」・・・
「お前を信じてたんだよ」・・・
「お前が殺したと言っても過言ではない」。
ゲンとは、比べる対象にすら値しない。
