早朝5時20分。

ヘルシンキに到着した。




今回の旅の目的地はスペインだけど、
ヘルシンキでの乗り継ぎ時間が長かったので、

せっかくなら、と
オプションの市内観光を申し込んでいた。

北極点の近くを通って、
ようやくたどり着いたヘルシンキ。

さあ、フィンランド。

どんな街なんやろ。

バスに乗り込む。

ところが。

いつまでたっても、

明るくならない。

朝やんな?

もう朝やんな?

外を見る。

暗い。

そして雨。

ずっと、どんよりしている。










北欧って、
こんな感じが普通なんかなぁ。

と思っていたら、

日本人のガイドさんが笑いながら言った。

「北欧の洗礼、受けてますね」

😂

洗礼。

到着早々、
しっかり受けているらしい。

そして、

「今日はお天気が悪いので、
バスの中から観光しましょう」

と。

……。

おいおい。

😂

せっかく来たんだから、

降ろしてくれよ。

北極点の近くまで通って、
はるばるヘルシンキまで来たのに、

まさかの、

車窓観光。

😂

雨に濡れた街を、
バスの窓から眺める。

建物も、
石畳も、
港も、

日本とは全然違う。

それはそれで、
北欧らしくてきれいなんだけど、

いや、

降りたい。

😂

そしてようやく、

バスを降りることになった。

連れて行ってもらったのは、

ヘルシンキ中央図書館
「Oodi(オーディ)」

「世界一くつろげる図書館」
とも呼ばれているらしい。

中に入ってみると、

確かに、

めちゃくちゃおしゃれ。








図書館というより、
大きなリビングみたい。

チェス盤も、
ずらーっと並んでいる。

ただし、

朝一なので、

誰もチェスはしていない。

😂

チェス盤だけが、
静かにスタンバイしている。






そして私は、

「あれ?」

と思った。

ここ、

なんか見たことある。

この空間。

この景色。

絶対、
何かの映画で見たことがある。

……気がする。

何の映画やったっけ。

思い出せない。

帰ってから、チャッピーにも聞いてみた。

出てこない。

😂

でも私は、

絶対どこかで見たことがある気がしている。

もし、

「あ、それ〇〇やで」

と分かる人がいたら、

コメントで教えてください。

そしてもうひとつ、
気になったのが、

この階段。

ぐるぐる。






なんとも不思議な階段で、

壁には、
びっしり文字が書かれている。

この時の私は、

「なんかおもしろい階段やなぁ」

くらいにしか思っていなかった。

帰ってから調べてみると、

これ、
ちゃんとアート作品だった。

「この図書館を誰に捧げたいか」

市民から集められた言葉が、
階段の壁に書かれているらしい。

たとえば、

「猫好きの人へ」

「サウナに入る人へ」

「子どもの心を持つ人へ」

そして、

「怠け者へ」

😂

怠け者まで、
ちゃんと図書館に迎え入れてくれている。

なんて懐が深いんだ。

そんな意味があることも知らず、

私は普通に、

ぐるぐるしていた。

😂

そして本棚を見ていたら、

一冊の本が目に入った。

ミーアキャット。

……。

知り合いにそっくり。

😂😂😂





あまりにも似ていて、

思わず手に取った。

欲しい。

でも、

ここは図書館である。

購入はできない。

😂

ほかにも、

表紙がおしゃれな本や、
部屋に置いておきたくなるような本が
いっぱいあった。

欲しい。

しかし、

ここは図書館。

購入はできない。

😂

ちなみに、

スペイン旅行記 #2ですが、

まだまだ、スペインには着きません。

😂

つづく。