【プロキオンS】枠順確定後
全頭徹底分析!人気馬の死角と穴馬の可能性
いよいよ今週末は、夏競馬のダート重賞、プロキオンステークス(G3・京都ダ1800m)が開催されます。 本日、注目の枠順が確定しました。
京都ダート1800mは、スタートから1コーナーまでの距離が十分にあり、比較的ペースが落ち着きやすいコース。向こう正面の上り坂から3コーナーの下り坂を利用して加速していくため、勝負所での位置取りと、直線の短さを意識した立ち回りが重要になります。
枠順の有利不利は極端ではありませんが、揉まれ弱い馬の内枠や、外々を回らされすぎる大外枠には注意が必要です。
ここでは、確定した枠順と現時点での想定オッズ(人気)を加味し、出走全16頭の事前評価と分析をお届けします。
※評価はS~Cの4段階、スコアは100点満点です。
全頭プロファイル分析
1枠1番 ルシュヴァルドール(牡5、藤岡佑)想定7人気 【評価:B】スコア:75
最内枠を引きました。経済コースを通れる反面、スタートで後手を踏むと包まれて動けなくなるリスクも伴います。藤岡佑騎手がどう捌くか、手腕が問われる枠です。ある程度の位置で流れに乗れれば。
1枠2番 サイモンザナドゥ(牡6、池添)想定3人気 【評価:A】スコア:88
想定3人気と支持を集めています。この馬の脚質を考えると、距離損なく運べる内枠はプラス。池添騎手の手綱捌きで、勝負所でスムーズに外へ持ち出せるか、あるいはインを突くかがカギになります。能力は上位です。
2枠3番 マーブルロック(牡6、酒井)想定15人気 【評価:C】スコア:60
近走の成績と想定オッズから、ここでは厳しい戦いが予想されます。展開の助けが不可欠でしょう。
2枠4番 テーオードレフォン(牡7、浜中)想定14人気 【評価:C】スコア:65
7歳となり、以前のような先行力に陰りが見えるかも知れません。この枠なら積極的に前を主張したいところですが、同型との兼ね合い次第です。
3枠5番 ハナウマビーチ(牡4、団野)想定6人気 【評価:B+】スコア:78
成長著しい4歳馬。真ん中よりやや内の絶好枠を引きました。馬群の中で競馬ができるタイプなら、この枠は大きな武器になります。団野騎手の積極的な騎乗に期待したい一頭。
3枠6番 クラウンプライド(牡7、ハマーハン)想定12人気 【評価:B】スコア:72 実績は十分ですが、7歳という年齢と近走の内容から評価を下げています。ただ、能力の絶対値は高い馬。外国人騎手(ハマーハン)への乗り替わりで新味が出れば、一変の可能性も秘めています。
4枠7番 テーオーパスワード(牡5、高杉)想定10人気 【評価:B】スコア:74
可もなく不可もない中枠です。周囲の出方を見ながらレースを運べる位置。上位進出には、展開の助けと、ロスなく立ち回ることが条件になります。
4枠8番 マリオロード(牡7、吉村)想定16人気 【評価:C】スコア:55
ここでは力関係的に苦しいでしょう。静観が妥当です。
5枠9番 ブライアンセンス(牡6、坂井)想定1人気 【評価:S】スコア:92
現時点での想定1番人気。充実期を迎えており、坂井瑠星騎手とのコンビも魅力です。5枠9番は、内の馬を見ながらスムーズに好位の外を確保しやすい絶好の枠。揉まれるリスクも少なく、力を発揮しやすい条件が揃いました。中心視妥当です。
5枠10番 ジェイパームス(セ6、鮫島駿)想定4人気 【評価:A】スコア:86
人気のブライアンセンスの隣という並びは、目標にしやすく悪くありません。この馬の末脚を活かすには、ある程度流れて欲しいところ。展開さえ向けば、まとめて差し切る力は持っています。
6枠11番 ペイシャエス(牡7、田辺)想定13人気 【評価:C+】スコア:68
実績馬ですが、近走は精彩を欠いています。復活の兆しが見えるまでは強気には推せません。外寄りの枠からスムーズに運んでどこまで。
6枠12番 シゲルショウグン(牡6、武豊)想定5人気 【評価:B+】スコア:80
京都コースを知り尽くした武豊騎手。外目の枠から、この馬のリズムで運べそうなのはプラス材料です。ペース次第では粘り込みがありそうで、警戒が必要です。
7枠13番 ロードクロンヌ(牡5、横山和)想定2人気 【評価:S】スコア:90
ブライアンセンスの対抗格。外目の枠は、被されることを嫌うこの馬にとっては好材料でしょう。横山和生騎手の積極的なポジション取りから、早め先頭で押し切る競馬が理想。勝ち負けが期待できます。
7枠14番 ハピ(牡7、菱田)想定8人気 【評価:B+】スコア:79
いつも堅実に走りますが、勝ち味に遅い面があります。この枠なら、道中はじっくり脚を溜めて、直線大外一気にかける形がハマるかもしれません。展開待ちの面はありますが、軽視は禁物です。
8枠15番 セラフィックコール(牡6、西村淳)想定9人気 【評価:B】スコア:76
能力は高いものの、今回は他馬より重い58kgの斤量が鍵になります。加えて大外枠となると、コースロスを強いられる可能性が高く、条件としては楽ではありません。地力でどこまでカバーできるか。
8枠16番 サンデーファンデー(牡6、角田和)想定11人気 【評価:C+】スコア:66
大外枠に加えて58kg。先行したいタイプだけに、この枠は距離ロスを覚悟で出していく必要があり、厳しい競馬を強いられそうです。
まとめと今後の展望(修正版)
枠順確定後の現時点では、スムーズな競馬が期待できそうなブライアンセンスとロードクロンヌの2頭を高く評価しました。
また、内枠を上手く捌ければサイモンザナドゥも怖い存在です。
しかし、厳寒期のダート戦は当日の馬場状態が全てを覆すことがあります。
今の時期は、馬場の凍結防止剤が散布される可能性があり、それによって砂が締まり、時計が掛かる(パワーが必要な)馬場になるのか、あるいは乾燥してパサパサの力の要る馬場になるのか、傾向が大きく変わります。また、天候次第では雪の影響も考慮しなければなりません。
これらの要素を見極めなければ、最終的な結論は出せません。
最終的な「買い目」と「本命馬」の発表は、レース当日の朝、天候と馬場状態(含水率や凍結防止剤の有無など)をしっかりと確認した後、公開します!


