久しぶりの韓国ドラマレビューです。
といっても、今回はドラマではなくて映画ですが。
韓国ドラマ、相変わらず観てはいるんですが、最近はあまりハマレれるドラマがなくてですね。
ほとんどが途中リタイアばかりです。
そんな中、amazon primeで配信になったばかりのこの映画、
「不思議の国の数学者」は良かったのでお勧めです。
観終わった後ホッとするというか、ホンワリあったかい気持ちになるというか・・・
最近の韓国ドラマや映画はホラーぽいものや暴力系のものが多くて私の好きな分野じゃないんですが
こちらは所謂ヒューマン系ですかね。
主演は私の大好きなミンシクオッパことチェ・ミンシク。
寡黙なイケオジスタイルがまさにこの役柄にぴったりでした。
ストーリーをざっくり説明しますと
自身の思想から自由を求めて脱北してきた天才数学者のハクソン(チェ・ミンシク)。
訳あって正体を隠したまま、名門の私立高校の夜間警備員として働いています。
そんなある日、あるきっかけから挫折寸前の落ちこぼれ生徒ジウ(キム・ドンフィ)と知り合い、
ジウに請われて夜間にこっそり数学を教えることに。
正解より答えを導くその過程が大切なんだと教え、ジウもどんどんと実力をつけていきます。
そんな時にある事件が起き、学校を追われることになったジウ。
時を同じくして身分を隠してひっそりと生きてきたハクソンも世間に知られることとなり・・・
と、いうような内容でございます。
年の離れたこの二人の深い絆というか友情物語なんですけど、
つらい過去を持つハクソンがジウと関わっていくうちに少しずつ柔和になっていく感じが良かったですね。
ラストも良かった♪
映画の1シーンで、バッハが好きなハクソンが楽譜を読めないのにピアノを弾くシーンがあるんですね。
自作の曲なんですけど
数学者らしく円周率をドレミに置き換えたもの(笑)
円周率って習いましたよね、パイのやつね
私のような凡人は3.14しか知らないですよね~
3.14159・・・これってなんと7万桁まで続くそうですよ。
で、ハクソンは、数字をドレミに置き換えて、例えば1がド、2がレ、3がミ みたいなね。
そしてこの方法で円周率を曲にしちゃうのよ。
これがね、すごーく美しいメロディーで・・・ちょっと感動。
理系の頭は持ち合わせていない私には劇中に出てくる数学の方程式などはさっぱりわかりませんでしたけど
久々のヒューマン系ストーリーに暖かい気持ちになれました。
アマプラを観れる方、是非♪