今回の台北での3泊は老舗の大型ホテル、シェラトングランド台北を予約しました。
台北ではお気に入りのホテルがあるのですが、今回は新幹線で台中に行く予定もあったので
台北駅に近いこちらのホテルを。
マリオットのプラチナ会員特典でお部屋のアップグレードもして頂きましたし
クラブラウンジも利用させてもらえましたし、朝食もラウンジで頂けましたので
有難かったのですが・・・・
滞在した結果の印象としては台北を代表する高級ホテルの部類としてはイマイチな感じを受けました。
どういう点が?ということは記事内にちょこちょこ書いていこうと思いますが。
立地的には良いと言えるでしょう。
最寄りの地下鉄駅は善道寺駅。
ホテルの目の前ですので徒歩1分もかかりません。
ホテルの部屋から撮った写真ですが、赤丸の部分が地下鉄への出口。
道路を挟んだホテル側にも出口がありますのでそちらのほうが近いです。
善道寺駅・・・どうしても日本人だと「ぜんどうじ」と読んでしまうのですが中国語だと「サンダオシ」と読むのかな。
台北駅までは一駅ですし、ホテルから徒歩でも10分くらいでした。
ホテルの部屋からの写真では左端の赤い瓦屋根の建物が台北駅。
ただこの辺りは、目の前に警察署があることでもわかるように官公庁が多く
私が好きな、地元の人が気軽に利用するお店が乱立してるような雑多な雰囲気はありません。
もちろんホテル周りにはコンビニも数店ありますし、ホテルの裏手のほうに歩けば飲食店もありますが。
朝食で有名な「阜抗豆漿」もすぐ近く。
(せっかくすぐ近くに有名店があるのに豆乳があまり得意ではない私は行きませんでしたが)
シェラトングランド台北の話に戻しますね。
大型ホテルだけあってロビーは広いです。
ですが、広いっていうだけで高級感は感じられません。
ドアマンらしき人がいたりいなかったり。
いても、ドアを開けてくれることはありません(笑)
日中はホテルの宿泊客でごった返してます。
おそらくツアー客が多いのでしょうね。
ホテルスタッフの対応も素っ気ないというかホスピタリティーを全然感じませんでした。
一番びっくりしたのが、朝食の時間帯にこのロビーにホテルのバスローブを着てホテルのスリッパを履いたカップルがいたこと(笑)
思わず二度見してしまったけれど、たくさんいたホテルスタッフは誰も注意してませんでしたね。
ゲストの民度も低いのかなって感じました。
私たちはフライト時間が遅かったのでチェックインは夜の11時近くになってしまったのですが
チェックイン時にはフロントにおいてあるタブレットのこの案内書を写メするようにと。
最近、このように案内書をくれないホテルが増えましたよね。
プリントアウトして紙でくれてもいいのにって思う。
で、私たちは出発前の日本にいる時点でアプリでお部屋がアップグレードになっていることを知りました。
一番お安いお部屋から、クラブアクセス付きのエグゼクティブキングルームに。
お部屋の広さは変わらないようですが17階建ての16階、高層階のホテル真正面のナイスビューなお部屋でした。
お部屋に入るとまずは入口廊下の幅が広くてびっくり。
このスペースはなんかちょっともったいないくらい。
左側にバスルーム。
バスタブの向かいにシンクがあり正面にトイレとシャワーブース。
トイレはウォシュレット仕様。
古いホテルですが、水回りはリニューアルされてるのか綺麗でした。
アメニティも一通り揃っておりました。
ではベッドルームへ。
客室の広さは35㎡だったかな。
狭すぎず広すぎずリゾートホテルではないので部屋にお籠りするわけではありませんからちょうど良い感じです。
クロゼットには、セキュリティーボックス、アイロン、バスローブなど。
セキュリティーボックスの下にある引き出しは荷物が全て収納できて良かったです。
スリッパですが・・・・
私がホテルの良し悪しの基準としてるのがスリッパだと常々言っておりますが、
まさにそれを象徴してたかも。
フカフカとは程遠い、ペラペラ(笑)
このスリッパを見てホテルランクを想像しましたが、私のスリッパ説、まんざらでもないようでした(笑)
ティーアメニティーは
こちらに無料のお水のペットボトルが2本と、洗面台にも2本。
コーヒーマシンはありましたが、カプセルはたったの2個。
朝にマシンでコーヒーを飲んだらその日はお仕舞。
もちろん次の日には補充されますけど、一人1個は少ないよね。
でね、冷蔵庫の中なんだけど・・・・。
アプリ上でアサインされたお部屋の内容が表示されてるんだけど
そこには
客室の詳細として
「無料ノンアルコール飲料」って書いてるのね。
ということは、お部屋の冷蔵庫にあるソフトドリンクは飲んでOKってことだよね。
でもなんだか不安になってフロントに確かめに行ったよね。
フロントのスタッフさんに
部屋番号を見せて、お部屋のソフトドリンクは飲んでも無料?って聞きました。
そしたら、有料だと。
でもアプリでは無料と書いてるんだけど・・・・と言いましたが
頑なに有料だと。
なので、私のアプリに表示されてる「無料ノンアルコール飲料」と書いてある特典表記を見せました。
こちらのホテル、老舗で大型のホテルの割に日本語ができるスタッフがいない。
ちょっとだけ話せるというスタッフはいましたがカタコト。
込み入った話はできません。
この時も日本語がNGのスタッフさんだったのでアプリのページを中国語に変換して見せました。
しばらく考え込んだ後に、特にどこかに確認しにいくでもなく、投げやりに不貞腐れた感じで「飲んでいい」と。
なんだか私がゴネて変なことを言ってる客みたいになってる(笑)
このスタッフの許可は得たけど、この人を信用して飲んだあとにチェックアウト時に請求されるような気がなんとなくして。
なので、結局は面倒なやりとりをまたするのが嫌で飲みませんでしたが。
そうそう、お部屋に入るとウエルカムスイーツが。
一口サイズのパイ生地のお菓子なんだけど、このお菓子にフォークとナイフは必要?(笑)
マリオットのプラチナ特典とクラブラウンジの様子は次回に。