実家の用事で札幌へ帰省していたため1週間ぶりの更新です。

 

道東の片田舎に越してきてちょうど1年が経ちました。

コロナでほとんど籠もりっきりの1年でしたが~。

同じ北海道内とはいえ、札幌まで高速バスで6時間あせる

東京から名古屋への高速バスと同じくらい?

飛行機なら東京からタイやシンガポールまで行けちゃうよね~。

北海道はデッカイドー。

そんなことはどうでも良いですね。

 

で、本日のタイトル「ホテル・ピーベリー」ですが、バスの中で一気に読んじゃった本のタイトルでした~。

 

 

 

近藤史恵さんという作家さんの2011年発行のちょっと古い本なんですが

たまたま目にとまりまして・・・・。

初めて読む作家の本でしたので期待せずに読み始めたんですが、

旅好き&ミステリー好きの私にはぴったりの本で、行きのバスの中で完読してしまいました。

舞台はハワイ島なんですが、あらすじはというと

 

わけあって教師の職を追われ、抜け殻のようになっていた木崎淳平が

友人のすすめで3か月の予定で訪れたハワイ島。

滞在先はその友人が教えてくれた「ホテルピーベリー」。

日本人夫婦がオーナーのそのホテルは

”滞在できるのは1度きり、リピーターは無し”という不思議なルールがあり、

客室6室だけの小さなホテル。

淳平が訪れた時もゲストは日本人ばかりで皆ロングステイをしている面々。

のんびりとしたハワイ島での滞在で徐々に人間らしさを取り戻していく淳平でしたが

そのホテルで立て続けに事件が起こり・・・

 

 

私はハワイはオアフとマウイしか知らずハワイ島は行ったことはないのですが・・・・

前半はハワイ島の気候や景色などで旅気分に浸り

中盤はオーナーや他の宿泊者の謎めいた行動、そして事件が起こり

後半はまさかの衝撃のラスト。

旅小説かと思いきやミステリー要素満載で、作者の文章力が上手いせいもありページをめくる手が止まらなくなりました。

 

コロナで旅に行けない今、こういう小説で旅気分に浸るのもありかと。

思いのほか面白かったので、同じ作者のこちらも購入してみました。

 

 

 
面白かったらまた紹介させて頂きますネ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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