仁川空港を舞台とした韓国ドラマ「輝く星のターミナル」を見終わりました。
キツネに見えるでしょ~?
ドラマ冒頭
「お父さんが働いてる場所では毎日数百個の星たちが降るといいます」
「星が泊まるそこには、愛する人を待っているキツネ嫁が住んでいて、星たちはそこをキツネ嫁星と呼びます」
というナレーションで始まります。
だから題名が「キツネ嫁星」なんですね。
あらすじは
インチョン空港で働く空港職員のラブストーリーってとこなんですが、
主演は「シグナル」や「明日、キミと」のイ・ジェフンと
ヒロイン役は「ロボットじゃない」「最強配達人」(←私はどちらも観ていないのでお初でしたが)のチェ・スビン。
旅客サービス係に配属されたヨルムは情熱はあるものの空回りが多く失敗ばかり。
ヨルムの指導係となったのが入社わずか4か月ながら優秀なイ・ジェフン演じるイ・スヨン。
とある秘密を抱えているため、人との関わりを避けて生きてきた謎の多いイ・スヨン。
最初はぶつかり合う二人ですが次第に惹かれ合い・・・・っていういつものパターンですわね。
ドラマの軸となっているのが、このイスヨンの秘密なんですけど・・・・・
それは・・・・
あっ、ばらしちゃった。
でも、ストーリー的にはここでバラしても大丈夫なことなんで。
人造人間ってわけではないのだけど、過去の事故により右手右足が全く動かないスヨンは実はウェアラブルという特殊な器具をつけているのです。
このウェアラブルの誤作動により様々な事件が起こるのですが、最終的には自身の命の危険にまで及び・・・・。
まぁ、このウェアラブルという器具がドラマの重要なアイテムにはなっているのですが、
結局のところはラブストーリーね。
で、気に入らないのが、早いのよ!
何が早いかっていうと、二人が惹かれ合うのがね。
普通はもう少し、キライキライがあってからのスキスキでしょ?
もうね、あっという間にラブラブになってチュッチュしてるのに
「好き」とか「付き合う」とかって言えないウダウダさがイライラするのよね。
で、まぁ多いのよ、コレが
空港でのデッキ?でのチュッチュ、絵になって美しいけどさ、
職場だよ!
社内恋愛も御法度なのに職場でこんなことするカップル、居る?
まぁ、いいけど・・・。
キスシーンになるたびにオットと
しょ・く・ばぁ!!!!
って叫んでたけども。
で、この主役の二人より、私は保安係のこっちの二人のラブもののほうが好き~
このドラマ、インチョン空港の第2ターミナルが舞台なんだけど
第2ターミナルって出来て新しいので、ほとんどの人は今までの第一ターミナルのほうが馴染みがありますよね~?
私も大韓航空を利用した昨年に一度だけ
この第2ターミナルを利用しただけなのであまり「ココ!ココ!」っていう思い入れがなくて・・・・
でも空港好きの私としては、空港が舞台ってだけでワクワクでした。
空港で起こるいろんなトラブルなどのエピソードも面白く、できたらラブストーリーなどより
単純に「空港でのお仕事物語」のドラマが観たかったなぁ。
旅好き、空港好き、韓国好きの方ならそれなりに楽しめるドラマではあると思うのですが、
ドラマとしてはどうなんだろ?
脇を固める俳優さんも豪華なんだけど、いろんなことを盛り込みすぎて全てが中途半端な感じが否めない。
そして、伏線を散りばめてる割には回収する作業を怠りすぎて最終的に疑問符がいっぱい。
例えばドラマ冒頭の
チェ・スビン演じるヒロインのハン・ヨルムの言葉のように聞こえるこのナレーションですが、
これを聞くといかにもヨルムのお父さんは空港に勤めていたっぽいんだけど
お父さんはうどん屋さんで売れない童話作家。
そして、ヨルムには過去に両親が絡む?辛い思い出があるふうな感じなんだけど
それも最後までわからないし。
職場でスヨンの理解者で唯一秘密を知るヤン室長という女性がいるんですが、スヨンとヤン室長の関係性も?
スヨンが事故にあうキッカケとなったイ・ドンゴン演じるスヨンの義理の兄が、悪の道に進む
経緯もいまいちわかりずらいし、ハードディスクの中身はなに?ってなるし。
細かい部分が雑な気がする。
私がバカなだけ?
バカにもわかるストーリーじゃないとダメでしょ。
空港が舞台で、韓国へ行きたい気分が盛り上がったと言う点で、
星半分を追加しても
私の評価は
星、三つかな。