旅行記をちょっと中断して今日はGWに観た韓国映画の話。
ドラマ同様、韓国の映画もけっこう観てます。
まずは
「ミセン」でお馴染みのイム・シワンが天才的詐欺師を演じたこの映画
「ワンライン 5人の詐欺師たち」
あらすじはというと・・・・
平凡な大学生だったミンジェ(イム・シワン)は、銀行ローン詐欺を生業にする伝説の詐欺師チャン課長(チン・グ)に見いだされ詐欺師の道へ。
持ち前の頭脳と人の心を読むことに長けていたミンジェは、仲間を募り、瞬く間に詐欺師の才能を開花させていく。
ミンジェの活躍をよく思っていない かつてのボスであるパク室長(パク・ビョンウン)との間に次第に亀裂が生じ、詐欺師同士で騙し騙され・・・・最後に笑うのは誰?
みたいな・・・感じ?
イム・シワンが家庭環境からの貧困が原因で詐欺師の道に進むんですが、ちょっとワルな役にもかかわらず、ミセン同様、幸薄い影がつきまとう(笑)
端正な顔立ちだけれど、背がちっちゃくて貧相な外見からなのかなぁ。
この映画、主なキャストの全員が詐欺師なんだけど、その中に(お騒がせしました)ユチョンの弟のパク・ユファンも出ててびっくり。
一応、俳優としてまだやってたんですね~。
詐欺師軍団のストーリーですが、弱者を助ける詐欺軍団というかそういう一面もあったせいか重くならずに楽しめる映画ではありました。
評価は



続きましては、「7号室」という映画
シン・ハギュンとD.O.(ディオ)が主演のこの映画。
サスペンススリラーというジャンルになるのかな。
あらすじはというと・・・・・
潰れかけた個室DVD屋を経営しているドゥシク(シン・ハギュン)と、そのアルバイト店員の貧乏学生テジュン(ディオ)。
テジュンは多額の報酬に目がくらみ麻薬を預かることになり、そのブツを店内の7号室に隠します。
そんな時、
倒産寸前のDVD屋を売却しようと必死のドゥシクが、店を転売するため商売繁盛を装いアルバイト店員を増やします。ですが、あろうことにその新人バイト君が店内で不慮の事故に合い死んでしまいます。
死亡事故があったとあればますます売れなくなることを懸念したドゥシクは咄嗟に店内の7号室に遺体を隠します。
それぞれに7号室に隠しものを持つ二人の攻防戦が続き・・・・・
な感じのドタバタサスペンス劇。
ワケありな男二人の心理戦・・・となってる割にはちょっと期待外れな感じは否めませんでしたね。
ラストもなんだかスッキリしなくて暗い感じの終わり方でなんだかなぁ。
あまりお勧めはしませんが、主役二人の演技は良かったと思います。
評価は、残念ながらの


同じ7号室ならば、私は絶対こちらをお勧めします!
「7号室の贈り物」
映画の邦題は「7番房の奇跡」だったと思いますが、何年か前に機内映画で観て
号泣してしまったやつ~。
これ、以前にも紹介したような気がしますがほんとにお勧め。
ヒューマンコメディというジャンルになってるんですが、コメディってよりはヒューマン!
笑いより感動♪
そして泣ける・・・
あらすじですが・・・・
凶悪犯が集まった刑務所の7号室に、無実の罪で収監されたヨング(リュ・スンリョン)。
ヨングは知的年齢が6歳の知的障害者で、しっかりものの6歳の娘を持つ父親なんですが、殺人の罪をきせられ刑務所に入ってしまいます。
しだいに同じ7番房の囚人達と友情を深め、彼らの助けを借りて娘イェスンを7番房に潜入させて再会することに成功。
仲間の囚人たちや娘の協力で無罪を勝ち取るための練習が繰り返され、いよいよ事件の公判の日・・・・
大人になった娘イェスンをパク・シネが演じ、回想シーンとして物語がスタートするのですが、もうね、ほんとに泣けるのよ。
知的障害を持つヨングと、その父を支える幼い娘との愛情ももちろんですが、凶悪犯と呼ばれる同じ部屋の囚人達との友情関係もね。
涙なくては観られない映画なんだけど、見終わったあとは理不尽なことに腹も立つのだけど
悲しいだけじゃないホンワカする不思議な感覚っていうのかな。
みんなにも観てほしいなっていう映画でした。
評価は
「7号室」を観るなら「7号室の贈り物」(7番房の奇跡)のほうにしてください!(笑)