観終わったばかりの韓国ドラマ
視聴率2％で成功といわれる韓国のケーブルテレビの中で驚異の１６％を記録したという「シグナル」。
昨年度、あの「太陽の末裔」と評価を2分したというドラマです。
これね、サスペンスものの韓国ドラマでは私の中では久々のヒットだったわ！
見始めはイマイチでも段々と嵌っていくっていうドラマがあるでしょ？
でもこのシグナルは１話目から嵌ったね。
それもそのはず、このシグナルの演出家はあの「ミセン」を作った方。（「成均館スキャンダル」もそう）
そして、脚本家は「ファントム」や「サイン」、「スリーデイズ」を書いたキム・ユニさん。
主役の３人は
上の写真の左のキム・スヒョン似の彼は映画「建築学概論」や「秘密の扉」に出てたイ・ジェフン。
真ん中の女性は、「オフィスの女王」に出てたキム・ヘス。
右端のイカツイ顔の彼は、チョ・ジヌン。
見たことあるなぁって思ってたら映画「最後まで行く」や「根の深い木」のムヒュル役の人だった。
ストーリーをネタバレ無しにザックリ書きますと
警察でプロファイラーをしている若きエリートのパク・ヘヨン（イ・ジェフン）は、ある日偶然に廃棄処分寸前の壊れた無線機から自分を呼び掛けてくる声を聞くんですね。
疑心暗鬼でその無線機を拾って交信をするのですが、その相手は１５年前の過去の世界にいる熱血刑事イ・ジェハン（チョ・ジヌン）。
ひょんなことから、未解決事件を追う部署に配置になったパク・ヘヨンは、その無線機での交信で、過去の世界にいるイ・ジェハン刑事と協力しあい、過去と現在で情報交換をしながら次々と未解決事件を解決していきます。
現在の未解決事件のチームリーダーであり、正義感に溢れる男勝りの女刑事チャ・スヒョン（キム・ヘス）は、過去はイ・ジェハン刑事の同僚で、密かに恋心を抱いていた間柄。
今でも失踪したとされるイ・ジェハンの行方を探し続けている。
超簡単に言うと
過去との交信を手掛かりに未解決事件の謎を解いていく
ってことになるんですけど、
ただの謎解きだけじゃないんですよね～。
色々な事件を解決しながら、それぞれの人間模様も浮き出しになりながら徐々にメインテーマに移行していく・・というか。
このストーリー展開が素晴らしいのです。
よくあるタイムスリップものとは一線を画していて、過去と現在が交差しながら進んでいくのですが、混乱することなくスピード感を持ちながら核心に迫っていくのがお見事としか言えない。
今までの韓国ドラマに、有りそうで無かった作品ですね。
単なる事件解決物に留まらず、「未来を変えてまで守りたい人がいる」というヒューマンドラマ的要素もあり見ごたえがあります。
なので、皆さんにも観て欲しいドラマとして是非お勧めしたい！
したい！・・・・
なんだけど・・・・
実は、私たち夫婦の感想なんだけど、
最後の最後が・・・納得いかんぜよ！だったんだよね。
評価がわかれるところだと思うんだけど、こうゆう終わり方が一番嫌いな私達(笑）
まぁ、仕方ないのだろうけど、最後にモヤモヤ感１００％で終わってしまいました。
あんなにスッキリハッキリ数々の事件を解決してくれた爽快感満点のドラマだったのにね。
そして、最終回に近づくに連れてね、正義感溢れる男勝りの女刑事の「女」の部分がイライラしはじめましてね・・・
事件より自分の恋愛だけが大事なのかい？と、かなりイラっとしましたけど
こう思ったのは私だけ？
既に観られた方や、これから観る方の感想が聞きたい。
ともあれ、ドラマの終わり方としては思うところはありましたけど、とても面白かったドラマですので観てみて損はないかと・・・。
