引っ越しして、あっという間に10日が経ちました。

借家とはいえ一軒家。

豪雪地帯だけに、この先雪かきなどでのご近所トラブルは嫌ですからね、引っ越し当日に「向こう三軒、両隣」にはご挨拶に行ってきました。

皆さん、良い方ばかりで一安心・・・・のはずが!!

いましたよ、強烈な人が。

斜め向かいのオバサン・・・いやお婆さん?70歳は過ぎていると思いますが。

いきなり職業や出身地、家族構成などの調査をされました。

まぁ、そのへんは仕方ないとして・・・

偶然にも夫の職業と、このオバサンの旦那(もう何年も前にリタイアしている)の職業が同じだったことからか仲間意識がでたのかオバサンのお口が止まりません。

まずは、

「うちの娘は○○高校を出て、お茶の水女子大に行ったのよ」

「長男は○○高校から東大へ、おほほ」

初対面の私達に延々と子供自慢が始まりました。

あんたんちの子供なんて、私達は知りませんから反省!

終始、「はぁ」「ほぉ」としか言えない我ら。

終いにはもうずっと

「・・・・・」

これね。


子供ったって、今はいくつの子供?

その優秀な子供って、私達より年上じゃないの?

というか、いい歳したその子供、優秀でいい大学を出たのはわかった・・・けど、今は何してんの?

そこが大事じゃないのかい?


夫や私の出身大学を聞かれるのも時間の問題だね・・・と言いながら、やっと解放されたわけですけど、翌日さっそく夫がこのオバサンに捕まって聞かれたそうです(笑)

無反応だったそうですけど(笑)


新婚の頃、親しくしてた夫の同僚家族がいましてね、

そこの家には3人の子供がいたんですが、当時上の子が小学生に上がったばかり、一番下の子は赤ちゃんでして・・・子守させられがてら随分と仲良くさせてもらいました。

時が経ちそれぞれ転居したりして疎遠になってしまっていたのですが、上の男の子が京都大学に現役で入学したと連絡がありまして。

それはすごい!ということになってお祝いを贈らせてもらいましたけど、

その時の母親との会話がいまだに忘れられません。

気さくで謙虚な奥さんだったのに、子供が一流大学に入るとこういうふうに変わってしまうんだ・・と思った瞬間。

私が、「将来が楽しみですね」みたいなことを言ったと思うのですが、その返答が

「もう○○は(その子の名前)一般人とは違うから・・・」


えっ?京大に入ったら一般人じゃなくなるの?じゃ、何人?


ちょっとびっくりしましたね。

それ以来さらに疎遠になってしまいましたけど・・・。

で、最近再び連絡をとることがあり、既に卒業されたその一般人じゃないご子息はどうなったかを聞きましたらね。

フリーターになってましたわがーん

フリーのなんとか・・・じゃなくて、アルバイトで生活してるフリーターね。



私、思うんですけど・・・・

「頭がいい」って学校のお勉強が出来るという意味ではないと思うんですよね。

いくら優秀な大学に入っても、社会で適応できなきゃ意味がないでしょ?

企業や人と関わりを持たずひたすら研究してるようなお仕事ならまだしも、

普通の社会人なら、機転が利くとか、先が読めるとか、空気が読めるとか、そういうことを上手くやれる人が「頭がいい」と感じるわけなんです、私は。

「お勉強ができるだけの頭がいい人」は、理屈をこねたり、自分は正しいと言い訳ばかりご立派だったりする人が多くないですか?

もちろん、お勉強もできて機転も利く・・・という完璧な一流大学出の人もたくさんいるとは思いますけど。


なので、私のようなひねくれた思想の人もいますので、子供自慢もほどほどに。


そして、このオバサン、ほんとに一流大学が大好きなようで。

つい先日は、くたびれたオジサンを一人引き連れて我が家にやってきた。

何かと思ったら、

「この方のご子息は○○医大に入ったのよ」


知らんがな!!!


ただの通りすがりの同じ町内会のオジサンも、なんで連れてこられたのかわからなかったみたいで戸惑ってましたけど、そういう情報、いりませんから。


このオバサンの厄介なところは、しつこいくらいに親切なの。

ありがた迷惑とも言うんですけど。

とにかく毎日我が家にやって来ては、1つ親切をして5つ自慢して帰っていくという具合。

親切といっても、ゴミ出しがどうのとか、安いスーパーはここだとか、近所の噂話とかなんだけど。(あの奥さんは昔飲み屋に働いていて・・・・とか、ここの空き地の所有者はダレソレだとか、どうでもいい話ね)

あっ、うちの車のタイヤ、雪が溶けるまで敷地内に放置してるんだけど、このオバサン、それが心配で心配でたまらないらしい。(タイヤの盗難)

自分の家の車庫に空きがあるのでそこに保管してあげると強引なのよね。

有り難い話ではあるんだけど、今だけでのことで保管場所もちゃんと確保してあるのでせっかくの申し出だけど必要ないのね。

夫もできるだけ近づかないに限る・・・というし、

それとなく辞退したんだけど、そうしたら「遠慮しないで」っていう内容の長~いお手紙がポストに入ってた汗ちょっと怖い。

あ~、なんか面倒なことが起こらなきゃいいけど・・・

穏便に平和に暮らしたい。


どうして私の周りには変な人ばかり寄ってくる?

類は・・・・って、言わないでね!









にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村


#waitingfor6002


image