いまさら・・・な、気もしますが、録画したまま放置してました「チャン・オクチョン」を見終わりましたもんで、ちょっくら感想を。


今まで放置していたこのドラマをなぜに今頃見ることにしたかというと・・・

それは、先日見た「密会」の影響です(笑)

「密会」で20歳年上の女性と恋に落ちるチェリーボーイを演じたユ・アインが出てたから・・

(「密会」についての私の低俗な感想はこれ→ と、これ→☆☆


実は、この「チャン・オクチョン」、かなり前に1話と2話をみたまま、あまり気が進まなくてそのままになってたんですよね。

ですが、ユ・アインのおかげで日の目をみましたね。

中盤からは面白くて一気に進みました・・・。


と、いうのも!

好きだったドラマ「トンイ」と同じ内容なのに、チャン・オクチョン(チャンヒビンと言ったほうが馴染みがあるかな)目線で描くと、こうも人物像の印象が違うモノなのかといった感じの面白さ。



美貌と知略で男をたぶらかし政治にまで介入する妖婦チャンオクチョン。

これまでもこの天下の悪女の波瀾万丈な生涯は何度も映像化されています。

この悪女を、あのキム・テヒが演じています。

そして、スクチョン王を、「密会」で韓国の中年女性の心を鷲づかみにしたユ・アインが。


「トンイ」とは細かい設定は若干違ってますが、大筋は同じですので比較して見てみると興味深いです。

登場人物の比較からしてみましょうか。


スクチョン王


トンイではチ・ジニが



チャン・オクチョンではユ・アインが




このチェリーボーイ(←違うから!)のユ・アインが、カリスマ溢れる王様を演じています。

あの「密会」では、多少キョドりながら年上女性を愛した彼ですが、このドラマでは強い意志を持って臣下を従わせ、妖婦といわれたチャン・オクチョンを守り、愛し続ける王の苦悩をうまく表現していましたね。

トンイのほうでのチ・ジニは、強い王というよりは優しくてユーモアもあり、トンイにメロメロなどちらかというと可愛らしい王様でしたけど。



チャン・オクチョン


トンイではイ・ソヨンが



チャン・オクチョンでは、国民的女優キム・テヒが




男をトリコにする妖婦オクチョン役ですので、どちらも美貌の持ち主ですね~。

トンイで描かれたチャン・オクチョンは、歴代のこの役と比べて悪女具合が甘いと言われていたようですが、それでもけっこう腹黒い役でした。

でも、このドラマでは・・・さすがにキム・テヒにそんな悪女はさせられませんよね。

狂おしいほどに王を愛したために罰せられた悲劇の女人という設定になってます。

それなりに上昇志向が強い生意気な部分もありますが、韓国の歴史史上もっとも恐ろしい悪女といわれてきたチャン・オクチョンを覆す設定になってます。

「トンイ」好きな私てきには、チャン・オクチョンは悪女でいて欲しかったんだけどなぁ。

キム・テヒは歴史物に初挑戦だったようですが、やはり本当に美しかったですね~。

途中からキム・テヒのアゴが気になってしかたなかったけど~(笑)←有り得ないシワが・・・。


イニョン王妃


トンイではパク・ハソンが。

(余談ですが、この役で初めてパク・ハソンを知ったのですが、すごく感じが良くて好きだったんですよね~。なのに「3デイズ」でユチョンと共演したパク・ハソン・・・・あんなイラッとする女優さんだったとは・・)



チャン・オクチョンでは、ホン・スヒョンが



王の寵愛を受けられない悲劇の王妃であるイニョン王妃。

子宝に恵まれず、オクチョンの策略により廃妃させられその後復権しますが若くして亡くなってしまう悲しい役です。

「トンイ」でも「チャンオクチョン」でも、基本は同じように描かれています。

前半部分では、イニョン王妃、おまえもか?というイジワル設定な部分もありましたが、やはり国母と慕われていた王妃をあまり悪い役には出来なかったのかな。


トンイ


で!!!

問題はココですよ!

トンイ役のチェ側室ですが・・・・

トンイでは、もちろん主役、ハン・ヒョジュが



チャン・オクチョンではスンヨンが



いや~、とにかくビックリしたわ~!

「トンイ」では、あれだけ可愛くて性格も良くて、王様からの寵愛も受けてたハン・ヒョジュ演じるあのトンイが!

チャン・オクチョンでは、なに?誰?このブサイクさんは?って感じでしたから~。

しかも性格も超悪いときてる。

オクチョンを罠にはめて死罪にさせる極悪人になってる!

まぁ、顔もね・・・・性悪が見事に顔に出ててね、コイツが出てくるだけで(←コイツ呼ばわり)腹立つくらいよ。

片方のクチビルだけをつり上げて笑う姿は天下一品。

これだけ嫌われるってことは、演技というか、キャスティング的には成功なんでしょうが、「この人、誰?」って思いましたよね。

そしたら、なんと人気アイドルグループKARAのスンヨンなんだって。

K-POPはなんたってJYJしか知らないし、特に若い女子には興味がないもんで全然知らなかったわよ。

それにしても、あのトンイが・・・・・こんな悪い人でいいの?

なんでも、歴史上では実物はこっちの(スンヨンの)ほうに近いという噂もあるようですが。


それにしても・・・

同じ歴史上の話で、こんなに人物像が違うって!?・・・・。

このドラマ「チャン・オクチョン」を最初に見た人は、完全にオクチョンが良い人でトンイが悪い人の印象よね。

もともと韓国の歴史物は90パーセント以上は想像上の物語だってはなしですが(日本もそうなのかもしれませんが)、それにしても対称的な二つのドラマですね。

トンイを見た人は、興味本位にでもチャン・オクチョンを見てみるのも面白いと思いますよ。

それと、衣装の豪華さ。

とにかく韓服の華麗な衣装の数々・・・それだけでも見る価値あるかも~。


なんか感想になってない感想ですが・・・

とにかく、キョドってない強くたくましいユ・アインと、ブサイクで憎たらしいスンヨンが印象的なドラマだったわ~。

そして、チャン・オクチョンを演じたキム・テヒといえば!

ユチョンが、若い頃に、好きな女優さんとして名指ししたことで有名ですね。

この役、ユチョンがやりたかったんじゃないかと密かに思ってます。

なぜなら・・・・






こんな具合に、キム・テヒとチュー、し放題(笑)


そこの寂しいあなたのためにサービス画像をプレゼンツしてみましたが、喜んでいただけたら幸いでするんっ♪





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