前回の韓医院でのエピソードですので、ある意味「その3」?かな。
ここの鍼の韓医院はananには掲載されたものの日本語を話せるのは受付の女性のみ。
でもこの方・・・まだまだ日本語はかなり怪しい段階です。
予約メールでやりとりした別の人は文章も日本人レベルでしたので、当日もこの人がいるんだと思ってすっかり安心しておりました。
でも、実際はメールで医院と橋渡しをするだけみたいで医院には常勤していらっしゃる人ではないようです。
医院常勤で日本人の私を担当して下さった方は、本人も「まだまだ未熟です」とおっしゃった通りでして・・・。
それでも、とても親切で一生懸命こちらの意図を酌み取ろうとする姿勢に好感が持てましたので
不満はありませんでしたよ。
で、「日本語は難しいよね!」と感じたエピソードを・・・。
一つ目は
ちょうど私が治療の順番を受け付けで待っている時です。
治療を終えて診察室から出てきた女性がいまして、その人のコメカミから頬までが真っ青。
どうやら内出血をしたようです。
私はそれを見て真っ青。
雑誌にも希に内出血をする人もいるって書いてありましたが、マレだと思っていたのに目の前でそれを見てしまうとビビリまくりです。
すぐさま通訳の女性に「内出血するんですか?明日大切な用事があるので内出血は困るんです」と訴えてみました。
ちなみに大切な用事とは・・・チソンさんのイベントですが(笑)
しかし「内出血」がわからない様子。
私は必死に訴えます。
「青タン」「顔が青くなる」などなど・・・
ようやく伝わったようですが、伝わった喜びで内出血のことはどうでもよくなりました。
内出血になる人とならない人がいて、なったとしても化粧で隠れるし1週間くらいで治るとのことでしたがね。
二つ目は
麻酔クリームを塗った直後に、「顔からあふれ出てきますが触らないで下さい」と。
???
あふれ出る?ナニが?
意味がわからないまま麻酔クリームが効き出すまで放置されます。
目をつぶっているので自分の顔の様子がわからないのだけど、感覚的にはクリームが溶けて流れてるような・・・感じ?
なるほど~、たぶん「流れる」が→「あふれ出る」のことなのね。
顔からなんかが出てくるのかと思ってドキドキしちゃったわ。
鍼を抜いたあとのパックの時も「あふれ出てきますが触らないで」って言ってましたけど、
「また流れるのね」って余裕で聞けました。
極めつけの三つ目は
先生が鍼を打っている時に色々話しかけてくるんですね。
治療とは関係ない話も一生懸命通訳してくれます。
そして先生が何かをささやきました。
通訳してくれた内容が
「刀は痛いです」
へ?カタナですか?そりゃカタナで刺されたら痛いよね。
でもなぜ突然に刀?
続けて先生がつぶやきます。
通訳によると
「でも刀がキレイだと美人になります」
????
なんだ、それ?韓国では刀を磨くと美人になる・・・・みたいなことわざでもあるのかい?
頭が混乱しているうちに額にブスブスと鍼が打たれました。
は~ん、刀って額のことかね?
一応聞いてみましたよ。
「あの~、カタナってヒタイのことですか?」って。
彼女、恥ずかしそうに「そうでした!ヒタイでした」って(笑)
一応言ってみたよ「カタナの意味はしってる?」って・・・
ちゃんと知ってました。ただの言い間違いだったようですが彼女も私も大笑い。
まぁ、そんな感じでタドタドシイながらもなんとかなりました。
しかし、全くもって韓国語ができない私が悪いのです。
頑張って日本語を勉強してくれてる彼女に感謝です。
韓国人は日本語がペラペラな人が多いので、少し油断してただけです(笑)
というか、かえって面白い体験ができたかも・・・!?
あぁそうそう!
この医院の受付にこんなポスターが!
どうやら鍼はハゲにも効くみたい!
もう少ししたら、夫と二人でこっちのほうでお世話になることになったりして

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