先日のブログで、「義父の葬儀で長男の嫁として頑張ったのだ」的なことを偉そうに書きました。
ですが、そこは私・・・やっぱり色々とやらかしておりました。
通夜の後ですが、親戚が何人か残っておりました。
親戚といっても、遠い遠い親戚で義母以外は名前も知らぬお方ばかり。
故人のいとこの嫁の・・・といった具合の、もはや親戚と呼んでいいのか?といった具合でして。
義父は晩婚だったので、夫の父ながら高齢でありました。
よって、集まった遠い親戚達も皆かなりのご高齢者ばかり。
とりあえず長男の嫁として裏方に徹し、お茶やお酒を注いで廻ったりしておりましたが、
場が持たず・・・、同じく居所のない甥っ子(この春大学生)と隅っこでヒソヒソと過ごしておりました。
親戚の中に巨漢の強面の女性がおりまして、
甥っ子は私に「マツコデラックスにそっくりだよ」なんて囁きまして・・・それから二人の間ではそのお方を影ながら「マツコ」と呼んでおりました。
例えば、「マツコのグラスが空だから注いできて」なんて感じで。
そして、そろそろ皆が帰り支度を始めた頃、そのお方の席にハンカチの忘れ物。
私はハンカチを持って追いかけ、
「このハンカチ、マツコさんのではないですか?」
言ってしまいました・・・ご本人に。
長男の嫁として頑張ってたものが崩れた瞬間。
「マツコデラックス」の存在をご存じないことを祈らずにはいられません。

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