前回のフィジー旅行記の顛末で嬉しい?トラブルです。
フィジーのマナ島で極楽な日々を過ごした後、帰国便の都合で本島のナンディに1泊しなくてはなりませんでした。
ナンディでの宿泊はシェラトン。
朝早い出発予定でした。
ナンディで買い物やテニスを楽しんだ後、ホテル内でディナーをしました。
部屋に戻ったらメッセージがきてました。
機材のトラブルでフライト予定の便がオーストラリアから戻っていないため、帰国便は予定していた明日の朝には飛ばないとのこと。
とりあえずは朝の出発はないことは決定です。
連絡のための日本への国際電話はタダで、出発までの宿泊費、食事代もエアパシフィックが払ってくれるそうです。
夫は余裕を持った日程で休暇をとっていたので、私達にとっては嬉しい誤算
荷物のパッキングをして早朝出発のため早めに休むはずでしたが、そんなことなら・・・と飲み直し。
ロビーでは、予定通り帰れないことでウオサオしている日本人が数名フロントに詰め寄ってました。
翌朝の再度の連絡では、まだ未定のままですが、18時前の出発はないとのこと。
さて丸1日、自由時間となりました。
早速ホテルのコンシェルジュに頼んでジェットボートの乗ることに。
ジェットフィジーというアトラクションです。
マングローブの林が茂るナンディ川をスピードボートで滑走します。
豪快に水しぶきをあげての360度のスピードターンを繰り返す絶叫マシーンですね。
私達はニュージーランドでもこれを体験していたので、どうしてもこれをやりたっかたのです。
当初の予定では、買い物やテニスを優先してしまったので時間的に無理で諦めたのですが、
フライト遅延のおかげです。
ジェットボートを楽しんでホテルに戻り、プールサイドでのんびり。
フライトのその後の進展具合を確かめたら、結局この日も飛ばないことに決定。
これ以上休めないと困り果てている日本の方たちの横で、ちっちゃいガッツポーズを出している私達でした。
ナンディ泊をシェラトンにしておいて良かったぁ。
寝るだけだからと、ケチったホテルにしていたらそこで待機だったんですから。
そうして本日もホテル内のレストランで夕食。しかもタダです。
ドレスコードがある高級なレストランが1ヶ所あるのですが、そこ以外のレストランならどこで食べてもいいとのことでした。
確か金額の上限はあったようですが、好きなだけ頼んでいた私達でも追加料金は請求されなかったです。
翌朝の朝食後にやっと出発できることになったと連絡がありました。
迎えの車に乗り、空港へ。
しかし、空港についてからまた遅延のお知らせが。
ホテルはチェックアウトしてしまっているし、そんなに遅くはならないとのことで空港でしばらく待機してました。
それにしても、ナンディ拠点のエアパシフィックですが一機がどこかで立ち往生してしまうと機材繰りができないものなのでしょうかね・・。
航空会社のことはよくわかりませんが、JALやANAなら他の国で立ち往生した機材があったとしても日本発の便に影響はないような気がしますが・・どうなんでしょうか。
やっとやっとナンディを飛び立って帰国。
しかし、私達は北海道までまだ旅は続きます。
いつもの千歳行きだったなら、その日のうちに帰れたのですが、今回は帯広空港行きです。
既に最終便には間に合わず羽田泊になりました。
なんと今回はその宿泊代もエアパシフィック持ちです
成田発着のツアーだと成田でエアパシフィックの責任は終わるのですが、私たちの場合国内線接続割引を利用したため帯広発着のツアーという形式になったみたいですね。
成田で今回の遅延の対応をするカウンターがありましたが、偶然にも私たちと同じ帯広行きの女性がいました。
ですが、彼女は成田発着で申し込んでいたようで国内線は自分で取ったようです(マイルかな?)
なので、私達には食事付きの宿泊が用意されたのですが、彼女には無し。
もちろん国内線のフライトの振り替え手続きはしてあげてましたけど。
私達と対応が違うので彼女はかなり怒ってましたけど、ツアー発生の場所によってこういうことがあり得るという勉強になりました。
私も国内線は自分で手配して行くことが多いので、その場合はこういうリスクもあるということですね。
羽田空港内にあるちょっと高めのホテル(名前は忘れましたが、空港の端に隣接されたホテルでした)で、夕食のコース料理もついてました。
もちろん翌朝の豪華な朝食ビュッフェもです。
余裕で遅延を喜んでいた夫でしたが、さすがにここまで帰りがずれ込むと空港からまっすぐに職場に駆け込んでましたが・・・。
ともあれ、嬉しいトラブルでした。
太っ腹なエアパシフィックが撤退してしまったのは本当に残念