ローラーガールズ・ダイアリー / 2009年米 | TDR&MOVIE

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ローラーガールズ・ダイアリー / WHIP IT

テキサスの田舎町で学校とバイト、そして母の夢であるビューティーコンテストへの出場に明け暮れる17歳のブリス。母親の夢を叶えるべく、退屈で刺激のない毎日を送り、将来に何の夢も描けずにいた。そんなブリスが偶然出会ったワイルドなスポーツ<ローラーゲーム>。年齢も仕事も超え、様々な境遇の女性たちが集うローラーゲームに魅了されたブリス。年齢を誤魔化し見事に入団テストに合格。今まで見たことのなかった世界観に没頭していく…

ドリュー・バリモア初監督作品。正に、ガールズ・ムービー。こういう青春!もの、少女から大人への成長物語…大好きです♪監督本人も思いっきり捨て身の役で出演して、物語に笑い?のテイストを注入しまくってます。エンドロールのNG集でも確認できるのですが、出演者製作者全員でこの映画を楽しんでる!雰囲気いっぱいでした。この作品、凄く気に入りました。中学生や高校生の女の子に是非観て欲しい作品!ドリューって、多才です。

主演は若手演技派のエレン・ペイジ。彼女、いろいろなタイプの作品に出演していますが、全てに於いて実に役作りが素晴らしいです。今回もまた、自分の将来に悩む高校生を好演!頼りなくて、弱弱しくて、何だか悲しげ。そんなブリスが、だんだんと自信に満ち溢れ、凛とした表情に変わっていく!スクリーンに映し出されるエレン演じるブリスの存在感がどんどん大きくなっていくにつれて、物語も盛り上がっていきます。最初はバービーの絵の書いてあるローラースケートを履いて、ただただ練習あるのみ!正に、ド根性!!で、自分を鍛え上げていく姿は、心揺さぶられます。彼女には30歳くらいまで、高校生の役とかやっていて欲しいなぁ

さて、ローラーゲームの選手として、様々なキャラクターが登場します。ハリウッドの女性スタントで右に出るものはないと言っても過言ではないゾーイ・ベルも出演。思いのほか、彼女の身体を張ったシーンが少なかったのが残念だけど、彼女もまた、ブリスを大きく包み込んで守ってくれる重要な役割を担っていました。そして、ブリスの天敵?の悪役ローラーには、オドロキのジュリエット・ルイスが参戦!まさかまさかの、悪!な雰囲気たっぷりのメイクが妙にハマっていて、彼女かどうかわからないくらい…こういう役も出来ちゃうジュリエットも凄いけど、キャスティングした人が凄い!それぞれ個性的で、まるでプロレスラーみたいな人も居ますけど、みんな何か抱えていて、そして素敵な人たちばかり。こんな仲間たちに囲まれたブリスは、いい時期を彼女たちと過ごすことができて、シアワセだなぁって思いました。そうそう、忘れてはならないのがブリスのお母さんと親友のパシュの存在。彼女らもまた、ブリスを咎めながらもいい影響を与えるのでした。

全てを通して、楽しく見ている中で、オマケ的扱いが否めないブリスの恋物語。少女の成長物語に男の影は必須なのかもしれないけど、印象薄い~あってもなくてもどっちでも良かったかも。女同士の過激な権力争い!?があってこそのこの作品。いい者がいて、悪者がいるという判りやすい構図で、ラストはわかりきっているからこそ、楽しめたのでした。ただのスポ根映画になりそうで、上手にまとめ仕上がっている今作品。しっかりそれぞれの生き様や背景を描くことによって、ものすごくのめりこめました。

この作品、ローラーゲームの楽しさや、スピード感もさることながら、音楽が実にいい!ドリューが製作などで関わった作品って、音楽がいい作品が多いです。それも、私がこの作品を気に入ったひとつの要因。やっぱり、音楽のいい作品は最高です。

ブリスのゲームネームが「ベイブ・ルースレス」っていうのが、気が利いてます。

監督 ドリュー・バリモア
製作総指揮 ピーター・ダグラス 、ナンシー・ジュヴォネン 、キルステン・スミス 、ネイサン・カヘイン 、ジョー・ドレイク 、クリス・ミラー
原作 ショーナ・クロス
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脚本 ショーナ・クロス
出演 エレン・ペイジ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、クリステン・ウィグ、ドリュー・バリモア、ジュリエット・ルイス、ジミー・ファロン、ダニエル・スターン、アンドリュー・ウィルソン、イヴ、アリア・ショウカット、ゾーイ・ベル、ランドン・ピッグ、アリ・グレイノール、ユーレイラ・シール、カルロ・アルバン
上映時間 112分
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id336031/