少年メリケンサック / 2008年日 | TDR&MOVIE

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少年メリケンサック / 2008年日

クドカンワールドに、国民的女優!の宮崎あおいが舞い込んだ?
可愛らしい役はたくさんこなしていた彼女だけど、今度はコミカルな演技で笑いを誘う~
宮崎あおいが、素晴らしきコメディエンヌぶりを、世に知らしめることとなるこの作品。
柔軟にくるくると動くその表情を見ているだけでも、日々の色々なもやっと感を吹き飛ばしてくれる!
腐った日常を忘れさせてくれるような、クドカンワールド全開の『少年メリケンサック』!
私は少なからずとも、彼らのゆるゆるでおバカな世界観にどっぷり漬かってきましたよ。

宮崎あおい演じる栗田かんなは、レーベルの契約社員。
もう、この世界から足を洗って?いや、向いてないんじゃないかと言う葛藤から逃れるため、
最後の最後とネットで見つけた、パワフルなパンクロックバンドを発掘。
ダメもとで、社長に見せたら、あらビックリ!その企画にノリノリに!
自分の気持ちとは裏腹に、なぜかその映像だけが一人歩きをし出して、仕舞いには全国ツアー開催までに発展!
しかし、その映像に映る彼らは…既にパンクロックから足を洗ったオッサン…
逃げ出そうと思うにも、もう逃れられない…どうする!かんな!

初っ端から、宮崎あおいとユースケ・サンタマリアの掛け合いで、一気にクドカンワールドへ!
ま…夫婦漫才のようなノリなんですけど、なかなかテンポが良くて、笑いを誘います。
ユースケが20世紀少年のサダキヨ的なしゃべり方に見えちゃって、マジなんだかふざけてんだか…
宮崎あおいも、顔中の筋肉を駆使して?ぶっとんだ演技を見せてくれます。
しかし、楽しそう♪

そんなかんながディレクションすることになった『少年メリケンサック』は、どうしようもない輩ぞろい。
しかも、佐藤浩市演じるアキオと、キム兄演じるハルオは、兄弟の過去の確執が・・・で犬猿の仲。
ヴォーカルの田口トモロヲ演じるジミーは、足腰も立たない、ろれつも回らない状態。
そして、三宅弘城演じるドラムのヤングは、唯一まともかと思いきや…
オシリのぢ病で…座ってドラムを叩けない!
まぁ、みんなダメダメなんです!

しかし、そこで話が終わるわけが無い。
全国ツアーで、少しずつ、何かが変わっていくのですねぇもちろんかんな自身も。
ところどころ、挟み込まれる、『少年メリケンサック』の過去の映像が笑わせてくれます。
昔のパンクロックの世界って、こんなんだったの?と、観にいきたいくらい、ヤバさいっぱい。
こんなライブ、観にいって、一緒にぶっ飛びたい~

さて、宮崎あおいも凄かったけれど…やっぱり注目は佐藤浩市。
最近、本当にたくさんの作品に出ていますね。
でも、彼が出てくると、まずは「デラ富樫」に見えちゃうわけですよ!笑
特に今回も、汚いオヤヂを楽しんで演じているようで、見事ななりきりっぷり。
ライブのシーンも、なかなか一瞬!?かっこよく見える!身体が大きい分、得しているのかも。

そしてその兄?弟?まぁどっちでもいいや…木村祐一演じるハルオ。
タータンチェックの衣装が!こだわりを感じます!豆絞りも!
妙に高そうなギターだったりで笑いを誘います…

一番ふざけたキャラのヴォーカルのジミーの田口トモロヲ!
いやはや、見事な演技?怪演?ファレリー兄弟作品も真っ青なくらいの、キレっぷり~
実は一番面白がって演ってたのって、彼なのかも!
ドラムのヤング=三宅弘城もがんばっていましたねぇこの個性派が揃っている中で!
ちょいちょい、いいシーンも持っていってました。

そして最後にかんなの彼氏、勝地涼演じるマサルが歌う曲が、DMCの根岸崇一の曲のようでキモイ…
こんな彼氏はヤダァァァァァ!
ラストに解き明かされる、少年メリケンサック唯一の持ち歌「ニューヨーク・マラソン」の歌詞…爆!
ちょっと、忌野清志郎的で、面白かった!

125分、ちょっと中だるみもありながらも、とても楽しめたのでした。
しかし、田辺誠一…凄い!誰だかわからなかった!!

監督 宮藤官九郎
製作総指揮 -
原作 -
音楽 向井秀徳
脚本 宮藤官九郎
出演 宮崎あおい、木村祐一、勝地涼、田口トモロヲ、三宅弘城、ピエール瀧、峯田和伸、ユースケ・サンタマリア、佐藤浩市、田辺誠一、哀川翔
上映時間 125分
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id330915/