
何と言っていいのか…
題材が重そうなのに、それに反して、やや軽めなつくり?な展開。
病気と闘うこと、友達とは?的な問いかけが、どちらも中途半端に感じたこの作品。
主演の北川景子と本仮屋ユイカががんばっているのに、何とももったいない脚本でした。
変な話、泣かせるならとことん泣かせてくれれば良いのに!と、思いました。
原作は、とても人気のある携帯小説作家Yoshiさんの作品とのことですが、未読。
高校生くらいの女の子たちには、病気云々を抜かせば、とても身近な題材で、
自分に置き換えたりして楽しんだであろう、作品なのでしょう。
それにしても、北川景子って、きれいな子ですねぇスタイルもいいし。
この間テレビに出ていた彼女を見て、ちょっと微妙~な印象(頭、弱い??)を受けたのですけど、
演技をすると違いますね。
沢尻エリカを初めて観た時の印象に近かったです。すごくいいイメージ。
目ヂカラが強くて、気の強いこのリナという役にぴったりでした。
でももし、自分の近くにこんなリナみたいな女の子が居たら、まず近づかないだろうな…
あまりにも、非現実的な考え方、世間知らずさに、苛苛感でいっぱいになってしまいそう。
かわいそうな子だって、そんな目で観てしまいそうです。
そして、病気がわかり、自暴自棄になるリナにただただ「ともだちだから」と、
そばに居ようとする、本仮屋ユイカ演じるマキ。
彼女は、リナとは生きる世界も、考え方も全く正反対なはずなのに、なぜにこんなにも
彼女に優しくしようとするのか?
ただ昔、幼き日の出来事を、今までずっと大事に温めてきた、リナに対するマキの思い。
痛々しくて、悲しくて…
でも、リナ本人も忘れてしまったような出来事を覚えていてくれたことで、リナにも救いが出来る。
人生、何がどう繋がるかわからないものね。
そんな役どころの本仮屋ユイカ。彼女もまた、このマキという役にぴったりでしたね。
ちょっと不器用そうで、弱弱しくて…それでも、芯が強くて。
さて、物語の終盤、リナの心と人生の転身。悪くなかったと思います。
でも、出来すぎ感は否めないかな…
あれほど、好き勝手に生きてきたリナが、あんなにも献身的に…
キレイごと過ぎちゃって…なんて、思うのは、私の心がひねくれているのかな。
しかし…リナの父親にしても、彼女が好きになった洋介とかいうチャラ男も…何だかナァと。
彼女の病気がわかった途端、逃げ出したりして、どうよっ?て感じでした。
赤の他人の洋介は、中途半端に支えたりしても、お情け?的であるかもだけど、父親は…
どんだけ、エライ父親なんじゃ!!!と、罵声を浴びせたくなりました。
そんな展開にする、原作者や脚本家に対して、疑問を持ちました。
これは、この作品で特にがっかりした点でした。
監督 両沢和幸
製作総指揮 -
原作 Yoshi
音楽 -
脚本 両沢和幸 、三浦有為子
出演 北川景子、本仮屋ユイカ、黄川田将也、通山愛里、佐々木麻緒、松嶋初音、小市慢太郎、大谷直子、宮崎美子、大杉漣
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id326309/