
予告編で、可愛らしくむくむくとした毛並みに、かわいぃぃ~って思わず言ってしまいました。
それから、3匹の子犬が、おぼつかない足取りで母犬を追いかける。
緑溢れる山並みと子供たちの笑顔~とってもあったかい雰囲気がいっぱい。
でも…動物と少女の感動物語だったら、それで良かったのだけど、本筋は “新潟県中越地震”。
あの酷い被害をもたらした、山古志村に取り残されてしまったマリという母親犬を中心として、
話は進んでいくのだけど…
地震のシーンで、あまりにも恐ろしくてリアルで、思わず涙が出てきちゃったのです。
そして、宇津井健さん演じるお祖父ちゃんが佐々木麻緒ちゃん演じる彩ちゃんを一生懸命守る…
崩れた家の下敷きになり、自分も足を怪我していながらも、孫を守る姿にうるるる。
どんどん崩れていく家。夜に起こった地震なので、辺りは暗く、ましてや過疎化が進んでいる村。
誰も助けに来てくれるわけもなく…そんな中、ふたりを励ますのがマリなのですねぇ
自分の子供3匹も大事なマリだけど、やっぱり自分を拾って育ててくれた飼い主に対して、なんとも従順で…
割れたガラスで足を切ってしまい、血でを真っ赤にして、泣かせるのです。
やっと救助に来た自衛隊のヘリに助けられる二人は、マリとその子犬たちを置いていかなくてはならず…
もう、ここは完全に泣かせるモードに!泣いちゃいましたよ…
ここでも、マリが泣かせるのですよ。もう、完全にやられました。
それからは、マリにとっても飼い主の彩ちゃん家族にとってもかなりの苦難の日々が…
この映画、凄く見たかったのですけど、どうしてもキャスティングを見たときに微妙…と。
そして、やっぱり案の定、船越英一郎さんがダメだったんです。この作品の中で唯一!
わざとらしいリアクションと他の人たちとの空気感の違いが否めなくて。
松本明子さんもどうかなぁと思ったけど、まぁ許せる範囲だったかな…
その逆で、宇津井健さんのお祖父ちゃん役が、いい雰囲気を醸しだしてくれて、凄くよかったです。
宇津井さんが出てくるたびに、うるるってしてしまうのは、妙にリアルさを感じたからなのかも。
そして、子役の広田亮平くんと佐々木麻緒ちゃん。
麻緒ちゃんは一生懸命!過ぎる感はあったものの、彩役にはピッタリだったのではないのかな。
そして、おにいちゃん亮太役の広田亮平くん。
そっと黙って妹を優しく見守る素敵なおにいちゃん役がぴったりでした!
かわいそうだけど、このふたりの兄弟とマリと子犬中心でもよかったんじゃないのかなぁと。
それから、とても大事な役<自衛官>安田さんを演じる高嶋政伸。
凄くいい役なのに、なんでか微妙だったんですねぇ
多分、走り方が変!?ていうか、自衛官ってああいう走り方するの??
フィクションということで、ある程度のエピソードは本当にことなのでしょうけど、
やっぱり、あの地震で亡くなってしまった方が出てしまったのはショックでした。
地震の多い日本は、これからもこういう天災に尊い命が巻き込まれるのではないかと思うと、
切ない気持ちでいっぱいになりました。
また、あの土地で、お米が取れ、錦鯉や牛が育ち、自然が帰ってくることを願いたい。
監督 猪股隆一
製作総指揮 -
原作 桑原眞二 、大野一興
音楽 久石譲
脚本 山田耕大 、清本由紀 、高橋亜子
出演 船越英一郎、松本明子、広田亮平、佐々木麻緒、徳井優、梨本謙次郎、重田千穂子、螢雪次朗、角替和枝、蛭子能収、三宅弘城、高嶋政伸、小林麻央、小野武彦、宇津井健
上映時間 124分
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id328448/
http://mari-movie.jp/