
敬虔なクリスチャンの一家に生まれたジョン。
家族で大好きな音楽を奏でたり、ダンスパーティーで大好きな人と踊ったりと、素晴らしい毎日を送っていた。
学生時代からの最愛の女性ジーンと離れ、トンガという遥か離れた島に、モルモン教の布教活動へ。
言葉もわからず、島民たちもなかなか理解せず、心を開いてくれないという、過酷な現状の下、
ジーンとの手紙のやり取りを支えに、布教活動に励んでいくという実話ベースの作品。
アン・ハサウェイ主演となっていて、更に日本版のDVDジャケットはかなりロマンチックな感じだったので、
ラブストーリーなのかと思ったのですけど…実際は、ある種の宗教映画です。
宣教師:ジョン・H・グローバーグの若かりし頃の波瀾に飛んだ布教活動を、心温まる物語として描かれています。
そして、きれいで純粋なトンガの島民たちの心、そしてその生活、それからなによりも素晴らしい景色を堪能できます。
宗教色はあまり感じず、ジョンの隣人に対する接し方や、受け入れ方はかなり勉強させられます。
主演されているアンは、あまり映像には出てこなく、手紙を読むナレーションが主。
でも、その優しく語りかける雰囲気は、とてもこの映画に合っていると思いました。
さて、主人公のジョン。
まったく言葉も違うトンガに、船を乗り換え続け向かうのですが、たどり着くまでにかなりの苦労を…
これも、神からの試練と受け止めたのでしょうか?彼は、とても前向きなのですねぇ
ジョンを演じるクリストファー・ゴーラムの表情や立ち居振る舞いが、新任宣教師として、
ピッタリのキャスティングでした。
そして、ジョンの助手的役割の現地の青年フェキ役のジョー・フォラウもいい味だしているのですねぇ
きっと、このフェキの存在が、彼の布教活動に大いに貢献したのだと思います。
トンガでの結婚式、お葬式や、ジョンを迎えた時の儀式など、島のイベントも色々観ることができます。
それから、もちろん洗礼の儀式も。
たくさんの苦難を乗り越え、ジョンの苦労と努力が実り、島民の理解を得て、島がひとつになったとき、
素晴らしい笑顔を画満ち溢れていました。
映画のラストに、彼らのその後が語られるので、観終わった後に、とても温かな気持ちに包まれます。
私は特にこの宗教と信じるものはないけれど、互いに尊敬し合い、助け合っていくことの大切さを
宣教師ジョンに教えられたような、そんな思いを抱きました。
観る人によっては、退屈な映画になってしまいそうだけど、私はとてもいい映画だなぁと思いました。
と、よく観ると、ディズニー映画なのね…
ちなみに、邦題は内容と全然合ってません~
それから、検索すると出てくる、発売元のあらすじも間違っていると思いました。
アンの『プラダを着た悪魔』がヒットした便乗?で、このDVDも日本で発売になったんじゃ…
監督 ミッチ・デイヴィス
製作 ジョン・ガーベット、ジェラルド・R・モーレン
原作 ジョン・H・グローバーグ
音楽 ケヴィン・カイナー
脚本 ミッチ・デイヴィス
出演 クリストファー・ゴーラム、アン・ハサウェイ、ジョー・フォラウ、ナサニエル・リーズ、ミリアマ・スミス、アルビン・フィティセマヌ
上映時間 110分
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id328260/