トランスアメリカ / 2005年米 | TDR&MOVIE

イメージ 1

トランスアメリカ / TRANSAMERICA

性同一障害という難しい題材を、なんとも温かく、ある意味ハートウォーミングにまとめた、
不思議な作品でした。
性転換手術を控えた性同一障害の男性の前に、唯一の女性との体験だった同級生との間に生まれた
男の子との突然の出会い。
彼とアメリカ大陸を横断するロードムービー。

主演のフェリシティ・ハフマン。
本当に男性が女性を演じているかのようで、観終わってから、女性が演じていると知って、ビックリ。
しかも、人気の米アメリカドラマ「デスパレートな妻たち」に出演している女優さん。
彼女の役作りへの真剣さ真摯さ、尊敬します。

ケヴィン・ゼガーズの若さ溢れる演技。
年齢相応の、等身大の姿。
そして、みごとな脱ぎっぷり!?背中がきれいで、素敵~笑

自分の気持ちを上手く伝えられない、自分の本当の気持ちを伝えられない。
伝えないことによって、それが最上の愛情になったり、伝えることによって衝突することになったり。
どんな境遇であろうと、どんな考えを持とうと、必ず自分を理解してくれる人はいるはず。
たとえそれが、血のつながりがあろうとも、赤の他人であろうとも、そして、偶然出会った人であろうとも。

まったく違う人生を歩んできたふたりが出会うことで、生まれる考え方の違い。
たくさんの、今、考えなければいけないことを、考えさせるような、そんな作品でした。
本当の愛情があるからこそ、上手く気持ちが伝えられない、そんなもどかしさがいっぱいでした。
それでもなぜか気持ち悪さの残らない、素敵な作品だと思う。

監督 ダンカン・タッカー
製作総指揮 ウィリアム・H・メイシー
原作 -
音楽 デヴィッド・マンスフィールド
脚本 ダンカン・タッカー
出演 フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ、フィオヌラ・フラナガン、エリザベス・ペーニャ、グレアム・グリーン、バート・ヤング、キャリー・プレストン
上映時間: 103分
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id324391/