真珠の耳飾りの少女 / 2003年英、ルクセンブルグ | TDR&MOVIE
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真珠の耳飾りの少女 / GIRL WITH A PEARL EARRING

映画の内容云々の前に、まずはスカーレット・ヨハンソンの存在感!
これが、一番素晴らしいと思いました。
セリフがほとんどないにもかかわらず、その佇まいだけで、そこに居る誰よりも
オーラが出まくっていました。
少女のようなあどけなさの中にも、大人のような色気と魅力に溢れ、彼女の一挙一動に
釘付けとなった私でした。

さて、映画の内容…天才画家フェルメールの肖像画をモチーフにしたベストセラー小説を映画化。
コリン・ファース演じるフェルメールが、メイドとしてやってきた少女の美的センスを認め、
絵の具の調合を手伝わせることから、彼らのプラトニックな毎日が始まる。

こんなにきれいな子がメイドとしてやって来たら、世の男性はそれは喜んでしまうでしょ。
正に絵からそのまま出てきたような、あの眼差しとセクシーな唇!透明感のある肌。
髪の毛を隠しているのにどうしてあんなに美しいのでしょう♡
スカーレット・ヨハンソン、恐るべしです。

そして、コリン・ファース!素敵なのですねぇ
こんなに、素敵にフェルメールを演じているのを知っていたら、もっと早く観ていたのに~
あんな目で見つめられたら、グリートと同じように、うつむく事しか出来ませんよ♡

室内のシーンの静寂感。日の光がとても心地よい。
その反面、市場のシーンでは活気が溢れる。
少女とフェルメールの妻。メイドとしての少女と、恋をする少女。
静と動が相対する映画でした。

この物語、本当の話なのか、「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」という絵を
モチーフにしただけのフィクションなのか、わからないのですが、
そんな背景があったと思われるような、とても魅力的な絵と思います。

ちょうど今、フェルメールの作品が「国立新美術館」で展示されています。
<牛乳を注ぐ女>。
この作品も「フェルメール・ブルー」とも呼ばれるラピスラズリ鉱石をふんだんに使った青が。

監督 ピーター・ウェーバー
製作総指揮 ピーター・ブロック 、ニック・ドレイク 、リチャード・アードーズ 、フランソワ・イヴェルネル 、ダリア・ジョヴィチッチ 、キャメロン・マクラッケン 、トム・オーテンバーグ 、ダンカン・リード
原作 トレイシー・シュヴァリエ
脚本 オリヴィア・ヘトリード
音楽 アレクサンドル・デプラ
出演 スカーレット・ヨハンソン 、コリン・ファース 、トム・ウィルキンソン 、キリアン・マーフィ 、エシー・デイヴィス 、ジュディ・パーフィット 、アラキーナ・マン 、アナ・ポップルウェル
上映時間 100分
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tydt/id319294/

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