VIPゲートを通過するとき
先日知り合いのお招きにより初めてのアイスホッケー観戦に行ってきました。
「LUXURY Suites」と印字されたチケット、PRICE欄には「$VIP」と書かれているボックスシートでの観戦です♪
場所はダウンタウンのSTAPLES Center。 NHLのLos Angeles Kings
の本拠地です。向かいにはつい最近オープンしたノキア・シアター
があります。
会場の駐車場は$25。会場外の徒歩3分くらいの場所だと$15。徒歩6分くらいで$10。徒歩8分くらいで$8。
わかりやすいといえばわかりやすい値段差ぶりです。
企業等がボックスシートを年間契約していることはそう珍しくはないようですが、
庶民としては“VIP”と書かれた通常とは別の入り口を通って入るだけで、ちょっとるんるんしてしまいます。
飲み物・食べ物付き。部屋の中は暖房で暖かいですが、リンクに近い側はやはり冷えます。
最初は試合そっちのけで社交の場に。
自己紹介&ビジネスライクなおしゃべりが続き、ちゃんと試合を見れたのは途中からでした。
ゲートを通る際に恒例の荷物&ボディチェック。
そこで愛機デジ一眼をケースから出すよう指示され、なにやら質問が。
レンズがどのくらい伸びるか(どのくらい望遠になるか)を教えなさいというのです。
つい正直に「このくらい」とやってみせてしまいました。
それがいけなかった。
ゲートを守るおばさまに
「これ(10cmくらいのカード)より長く伸びるレンズ付きのカメラは持ち込めないの。理由は知らないけど、とにかくきまりでダメなの」
と言われてしまったのです。
ケースから絶対出さないし撮らないからと言っても、目を閉じ首を大ーきく横に振るリアクション付きの「NO~」の一言。
交渉の余地なし。
車に置きに戻るしかありませんが駐車場は会場から一番遠めの徒歩8分のところ。
さらに招待してくださった方が私たちを案内する為に一緒に待ってくださっているというプレッシャーな状況。
そして、あいにくラッキーなことに私はすでにゲートを通過しており、カメラを持っていたのはろっすぃ。
彼はジロっと私を一睨みののち、ダッシュで車に置きに戻りダッシュで戻ってきてくれました。^^;
というわけで長くなりましたが、一眼カメラの望遠レンズは「これ以上伸びないです」と言い切りましょう。
アイスホッケーは、コートが狭いので必然的に会場も狭く臨場感があり、氷の音や選手が激突する音もよく聞こえ、
パックが外に飛び出ることはそうないので試合が止まらずスピーディー。
インドアなので音や光が活かされ、ハーフタイムにはリンク(氷)がスクリーン代わりとなり映像が流され、きれいでした。
乱闘はなかったけれど、スティックが折れたりヘルメットが飛んだりして、ナマで観戦するにはとてもおもしろいスポーツだと思いました。
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